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新聞『思想運動』の12月号(No.1095)が昨日届いた。一面は11月23日に開催された沖縄県民平和大集会の写真。1万人以上が集まった。 全12面のうち11面に、牧子嘉丸さんの寄稿と酔流亭のそれが並んで載った。牧子さんとは2014年に労働者文学賞を一緒に受賞した仲だ。文学においても人生においても牧子さんは大先輩であるし、去年は子母澤寛賞も受賞された。 9年前の労文賞受賞いらい何かと面倒をみていただいているが、同じ紙面に寄稿が並んで載るのはこれが初めてではないか。うれしいことである。 牧子さんの寄稿は『世界文学の扉をひらく 第四の扉』(立野正裕著、スペース伽耶)についての書評だ。酔流亭のほうは立憲フォーラムブックレット『戦場にさせない』(伊波洋一著)のごく簡単な紹介。 酔流亭の記事だけ下に貼り付けておきます。 戦争政策と闘うのに必携 これまでアメリカの戦争に日本が巻き込まれるのがこわいと思っていた。その戦争を戦う主体はアメリカであって、日本はその手伝いをさせられるという認識である。ところが今や主体となって戦うのは日本だ。二〇一四年の集団的自衛権行使容認の閣議決定、一五年の「安保」法制成立によって制度的にそうなり、去年一二月に出た「安保三文書」でそれが実体化した。たとえば「台湾有事」なるものが引き起こされたとする。台湾での権益は守りたいが中国と全面戦争はしたくないアメリカは「存立危機事態」という判断を日本にさせる。直接攻撃されてなく、紛争当事者でなくとも日本が武力行使できる「事態」である。敵基地攻撃能力を持つに至った日本のミサイルが中国の艦船に向かって放たれれば日中の全面戦争になる。そのときアメリカは中国ミサイルの射程圏内からは軍を退き、日本を前面に立てて、背後からの支援以上のことはやらないだろう。日本全土が焦土と化す。 副題がー沖縄からの「台湾有事」―となっているのは、沖縄から事態がよく見えるということであって、沖縄の基地負担増大だけに問題を限定してはならない。沖縄の諸島への自衛隊ミサイル配備は今年ですでに強行されてしまった。「安保三文書」は日本全国の軍事要塞化を目指すものなのである。これから倍増されようとする軍事予算五年間で四三兆円はそのために使われる。 そんな無謀な戦争への道ではなく、日本と中国との友好こそ大事だと説かれる。岸田政権の戦争政策と闘うのに必携の冊子である。一〇〇円。申し込みは立憲フォーラムまで。小川町企画でも扱っています。 ![]() 一読されておわかりのように、あまりに簡単な紹介なので、ブックレット全体をぜひ読んでほしいところ。このブログの11月2日の二つの更新記事も参考にしていただければ。
by suiryutei
| 2023-12-05 08:09
| 文学・書評
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Comments(5)
![]()
記事の紹介ありがとう。でも、きょうも肝心の新聞が届きません。それでこのブログを見ています。
我孫子と西東京はそんなに配達の差があるのかな。 教えてもらったタケシの映画「首」見てみますね。どんなふうに描かれてるのか興味があります。
1
! たぶん出しもれです。
いま編集部にメールしておきました。 ![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
![]()
HOWSの新聞きょう来ました。12月1日付の新聞が8日になってやっと届くとは?なんか古新聞が送られてきたみたいで、いまさら読み返す気も起りません。
資本主義下にある商業主義の原則・厳しさを軽んずる労組・左派・市民派などのグループでよく起こる現象で、別段腹も立ちませんが、すくなくとも寄稿者への礼に欠けてますね。 お手数をかけました。ありがとう。
牧子さん、汗顔の至りです。
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