新人事制度 大阪での報告①~③
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昨日の午後は都心に出る用事があった。本郷でこの講座に参加したのである。看板に<18時30分開講>と書いてあるが、これは13時からの間違い。 帰路、上野駅構内の菓子屋さんでケーキを買った。 イヴの前夜であるからして、デコレーションケーキだけでなく、1人前サイズのケーキにも小さなサンタさんが載っている。上の写真でサンタが弾いているのはバラライカであろうか。 帰宅してケーキの箱を開いたら、連れ合いが「我が家にもサンタクロースが来た」と喜んだ。 今朝はこのケーキの話題だけでブログをUPするつもりだった。ところが朝刊の一面はこうである。 軍事転用可能な機器を中国に無許可で輸出したという疑いで20年3月に逮捕された容疑者が勾留中、同年9月に貧血を発症して黒い便が出た。拘置所で内視鏡検査を受け、10月に悪性腫瘍とわかった。病院での精密検査や治療が必要だと再三訴えたのに認められたのは8時間の勾留停止のみ。病院で診察を受け「進行性胃癌の疑い」との診断が出たのに保釈請求は認められない。その間にも癌は進行した。11月にようやく2週間の勾留停止が決まって入院したが、癌はすでに末期、肝臓にも移転していた。21年2月7日に72歳で亡くなる。 ところが、軍事転用可能な機器を中国に無許可で輸出したという事件そのものが捏造であったらしい。捜査に携った警視庁公安部の現職警察官がそう証言しているのだ。容疑者が亡くなった5か月後に起訴が取り消されている。 酔流亭も初期ながら胃癌罹病者だったから黙っていられない。拘置所で内視鏡検査を受けて悪性腫瘍がわかったのに、病院で精密検査や治療を受けることができない状態に置き続けたとは、いったい何のための内視鏡検査か。容疑者の夫人は面会のとき「嘘で罪を認めてでもいいから拘置所から出て」と懇願したが夫は応じなかったという。警察としては、治療を受けられない状態に容疑者を置き続けることで虚偽でもかまわないから自白させてしまえ、ということだったのだろう。 そして、事件そのものが捏造であったらしいということは、輸出先が中国であったから狙われたのだろう。中国を敵国視する「戦争をする国づくり」におもねった捜査ということか。 一方、日本政府は「同志国」(アメリカとかオーストラリア)へは「軍事転用可能」どころか武器そのものの輸出を拡大している。戦後日本の謳い文句であった「平和国家」はどこへ行った。 昨日の更新記事に石川淳『マルスの歌』を論じた過去記事を貼り付けた。小説は1937年、日本が中国への侵略戦争にのめり込んでいくときに書かれた。マルスとは軍神。マルスの歌とは軍国を謳歌する歌だ。 またそんな世の中にしてはならない。
by suiryutei
| 2023-12-24 09:02
| 身辺雑記・自然
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