地震の多い国で

NHKの朝7時台のニュースが、地震被害で休館していた富山の市立図書館が昨日から開館したと報じるのを視た。この図書館は去年初秋に立ち寄ったことがある。立派なのに瞠目した。

下の写真は地震が起きて数日後。揺れで棚から落ちた書籍を、司書の人たちだろう、戻す作業をしている。いまネットから拾った。

そうして昨日は阪神淡路大震災から29年目にあたる日付であった。間に2011年の3.11東日本大震災を挟んで、30年足らずのあいだに震度7級の大地震が3回も列島を襲った。まことに地震の多い国である。揺れや津波に原発が危ないのは3.11に見るとおり。原発はやめ、ミサイルやオスプレイに使う金は災害対策に回せよと、改めて思う。災害対策や福祉に予算がいくらあっても足りないのに、辺野古の軍事基地を造るために2・5兆円も本気で投じるつもりなのか？

話は変わって、暮れに録画しておいた映画『湯を沸かすほどの熱い愛』を数日前に視た。

タイトルからおちゃらけたコメディかと思っていたのが、どうしてどうして、涙腺がゆるむ映画。どういう作品か興味のある方はネット記事を読んでください。下に貼り付けます。

湯を沸かすほどの熱い愛 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

宮沢りえって、こんなにいい女優だったんだね。三井リハウスのTVコマーシャルとか、何10年も前あった貴乃花との婚約騒ぎのイメージが酔流亭には強かったんだけれど。

貴乃花・・相撲といえば、NHKBSの平日午後1時からの映画放映は、大相撲の場所中はそっちの中継のため無くなったようだ。大相撲は1時から3時10分まではBS、それ以降は結びの一番まで総合で放送される。10分ハンパなのは、3時から10分間はNHK総合ではニュースと天気予報が入るからである。『決断の3時10分』それをリメイクした『3時10分、決断のとき』という西部劇映画があって、どちらもなかなかの傑作なのだが、それとは関係ない。

そんな早い時間の取り組みまで実況しなくていいじゃないかと酔流亭などは思う。でも世の中、映画好きより相撲ファンのほうが多数派なのであろう。それにNHKとしては放映できる映画の在庫がもう少なくなってきたのかもしれない。

正月気分にはひたれなかった年明けであったが、初場所千秋楽まではまだ「お正月」であろうか。