新人事制度 大阪での報告①~③
記事ランキング
最新の記事
タグ
労働(124)
最新のコメント
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
本郷三丁目の交差点を背に、春日通りを後楽園遊園地のあるほうに歩いていくと、春日通りの右側の裏は旧真砂町のあたり。通りに面しては寿司屋、居酒屋、ラーメン屋などがぽつぽつ並ぶ。 去年暮れの或る日の日暮れた時分。 夜に会合があるのだが、その前に腹を満たしておきたい。連れ合いが小遣い銭をスマホに入れてくれた(つまりペイペイで払えるようにしてくれた)ので、できればペイペイ可能のところがいいなと思いつつ、店をさがすと、天ぷら屋の暖簾が目に留まった。入り口にペイペイが使えるとある。 店内に入る。左がカウンター席で、カウンターの向こうが揚げ場といったらいいのか、天ぷらを揚げる鍋が置いてある。右にテーブル席がいくつか。 1人なのにテーブルを占めては悪いと思ったので、カウンター席にかけようとしたら 「まだ早い時間で空いてますから、こちらでゆっくり」 と、テーブル席をすすめてくれた。 揚げ場には職人が二人、年恰好から見て父と息子だろう。背が少し曲がった老婆がお茶を運んできてくれる。年かさのほうの職人の母上であろうか。家族でやっている店のようだ。 品書きで一番安いのは天丼1100円であった。それを注文した。ただし味噌汁は付かないので欲しければ別注文になる。 外は寒い中を歩き回った後だったから熱い味噌汁が飲みたい。注文した。200円だったかな。 ところが、丼と一緒に運ばれてきた味噌汁のお椀を、酔流亭は手がすべって、蓋をとった途端に転がしてしまった。カウンターの中にいた若い職人がすぐ来て丁寧にテーブルを拭く。酔流亭は味噌汁椀のお代わりをお願いした。 天丼は、ご飯の上に揚げたてのかき揚げとキスが一尾、小ぶりの海老が二尾のっている。これで1100円なら安い。 お勘定のとき 「自分でこぼしたんだから、味噌汁は二杯分とってください」 と言うと、 「いいえ、いいですよ」 と、一杯分の値しか受け取らなかった。スマホをかざして、無事ペイペイでの支払いを済ませた。 本郷のあたり、こうした飲食店がまだ残っているようだ。
by suiryutei
| 2024-01-19 09:04
| 酒・蕎麦・食関係
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||