新人事制度 大阪での報告①~③
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昨日の午後、外出先で、高校の同期会で幹事をやっているZ君からメールが来ているのに気づいた。 開封すると、T君が亡くなったという。 先に高校の同期会と書いたが、母校である桐朋は中高一貫校で、T君とは中学のとき水泳部で一緒だった。中学・高校の6年間を通じてクラスは別。最後に彼と会ったのは2019年秋に開催された学年同期会である。もう4年以上前になる。 そのとき彼のほうから声をかけてくれた。 「おい、お前、神田の〔まつや〕にいただろう」 蕎麦の〔まつや〕で飲んでいるところを見かけたらしい。 そんなら声をかけてくれればよかったのにと思いかけたが、酔流亭はもしかしたらそのとき連れがいたのかもしれず、それで声をかけるのは遠慮したのかもしれない。 昨日、訃報メールを開いたのは、その〔まつや〕に向かう途中であった。本郷から神田に歩いていって、JR御茶ノ水駅の脇に架かる聖橋のたもとにあるベンチに腰を下ろしたときだ。 その2019年の学年同期会は新宿にある大きなホテルの宴会場で開かれた。T君が司会を務めた。 冒頭、これまでに鬼籍に入った同期生の名前を彼が読み上げ、全員で黙とうした。1クラス50人強で8クラスだから、学年全体で400人以上。そのうち32人が物故していた。来賓で来られた、校長も務めたことがあるY先生が 「亡くなった同期生全員を正確に把握している学年は君たちだけだ」 と感歎していた。 次の学年同期会(今年秋に予定されているようだ)では、物故者の名を読み上げる役は誰が務めるのだろうか。 中学三年生だった1969年夏、競泳の北多摩地区大会で我が桐朋は団体優勝を果たした。総合力が計られる400mリレーも同メドレー・リレーも制しての完勝だった。T君は200mバタフライに出場して3位に入賞、わが団体優勝に貢献した。酔流亭はマネージャー役で選手ではなかったから、各メンバーの成績はかえってよく憶えている。 ゴール目指して、正面を向いて息継ぎをするときの彼の渋い表情が今も目に浮かぶ。 合掌。 下は2019年10月に行なわれた前回同期会のことを書いた更新記事(19年10月7日更新)。T君も文中に登場する。
by suiryutei
| 2024-03-02 06:12
| 身辺雑記・自然
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