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泊り勤務明けで朝8時過ぎ帰宅。ビールを飲みながら朝食を摂って、一眠りする。目を覚ますと、午後1時半になっている。 新聞のTV欄を見ると、NHKで「党首討論」をやっている。しかしテレビ東京で『真昼の死闘』という映画が始まるところであり、主演がクリント・イーストウッドとシャーリー・マクレーンとあるのに心惹かれて、こっちを視ることにした。監督は思ったとおり、ドン・シーゲル。1970年作とあるから、イーストウッドと組んで『ダーティハリー』を撮った前年の作品ということになる。 映画自体は、たいして面白くなかった。イーストウッドとマクレーンの二人が、メキシコ人ゲリラに協力してフランスの騎兵隊基地を襲撃、イーストウッドは大金を手にし、二人も結ばれるという話。ただ、最初は尼さんの姿をしていたマクレーンが、じつは騎兵隊基地近くにある娼館の売れっ子娼婦であったことが終わりのほうで明らかになり、それまでいかにも敬虔そうだったのが急に鉄火場の女みたいに変身するのがおかしかった。シャーリー・マクレーンという女優さんは好きである。 それと、フランス軍が登場する西部劇というのは初めて観たな。それで、本棚にあった『世界の歴史11・新大陸と太平洋』(中屋健一著 中公文庫)をめくってみると、「1867年、南北戦争を終わったアメリカ合衆国よりのメキシコ軍への武器の流入、フランスの武力干渉に対する合衆国の抗議などにより、メキシコ支配をあきらめたフランス軍が撤兵して・・・」という記述がある。この時期が舞台になっているのだろう。 当時のフランスはナポレオン3世の統治だったから、例のボナパルティズム的手法でもって、海外にもあちこち手を突っ込んでいたのである。日本でいえば明治維新前後。フランスは薩長の背後にいるイギリスと張り合って幕府に肩入れしたし、南北戦争が終わって武器がだぶついたアメリカからの「武器流入」もあった。いつの世も、グローバルに物事は展開していく。
by suiryutei
| 2005-08-29 17:20
| 映画・TV
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