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今日から6月だ。昨日発送した『伝送便』誌6月号に寄稿した文章を写します。 ![]() 今年の五月、前半は雨が多かった。初日のメーデーの日からして、そう。私は日比谷野音で開催された全労協のメーデー集会に参加した。雨が本降りになってきた午前九時四〇分、練馬区職労の姉歯英さんと共に郵政産業労働者ユニオンの浅川喜義さんが議長団に選出される。デモが出発する一一時半近くまで、堂々たる進行ぶりである。 新橋駅の近くまでデモをしてから、地下鉄で麹町に向かう。イスラエル大使館があるのだ。もちろんガザで続く虐殺行為に対する抗議のためである。午後一時半、大使館の近くに着くと、東京東部労組の須田光照書記長が抗議行動の開始をアピールしているところだった。参加者は一〇〇人ほど。雨合羽姿の人、傘をさす人。誰もがメーデーのデモを歩いてから集まってきた。参院議員の福島みずほさん、大椿ゆうこさんも駆けつけている(二人とも社民党所属)。 ![]() (上の写真は過剰警備に抗議する福嶋みずほ議員) ところが、抗議申し入れをするべくイスラエル大使館に向かって歩道を歩き出したところに警官隊が立ちふさがる。先に進ませない。去年の一〇月二一日、国際反戦デーにイスラエル大使館に抗議に行ったときもそうだった。あれから半年、ガザの死者数は三万五〇〇〇人を超してしまった(五月一二日、パレスチナ自治区ガザの保健当局発表)。その場で抗議行動を行なった。降りやまぬ雨のなか参加者がリレー・トークでイスラエルの非道と日本警察の異常警備に次々に怒りをぶつける。本誌読者の米丸かさねさん(本誌『おじゃまします』今年二月号に登場)もマイクを握った。 ところで岸田首相は四月に訪米したが、そのとき(一一日)米議会で行なった演説に、こうある。 「日本は・・ともにデッキに立ち、任務に従事し、そして、なすべきことをする、その準備はできています。/日本はすでに、米国と肩を組んでともに立ち上がっています。/日本はかつて米国の地域パートナーでしたが、今やグローバルなパートナーとなったのです。」 イスラエルがガザで虐殺を続けている、その真っ最中に、イスラエルを強く支持するアメリカと「ともにデッキに立」つとは、どういうことだろう。虐殺の公然たる加担者になることだ。アメリカの学生たちは政府のイスラエル支持に抗議して立ち上がっている。その一人、オハイオ州トレド大学の法学部卒業生で大学院生協会会長のマハ・ゼイダンさんが五月四日、全卒業生とその家族、教員の前でおこなったスピーチで「悪の勝利に必要なのは、善人が何もしないことだ」という言葉を引いて、沈黙していていいのかと呼び掛けた。日本の私たちへの問いかけでもあろう。虐殺を止めるため声を上げよう! ![]()
by suiryutei
| 2024-06-01 08:23
| ニュース・評論
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