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昨夜から今朝にかけて『「X団」顛末記』という論考を読む。執筆した野崎泰志さんは1972年11月8日以降の〝早稲田の闘い”を中心になって担った方の1人。第一文学部自治会臨時執行部の副委員長であった(委員長は『彼は早稲田で死んだ』を21年に出版した樋田毅さん)。 抵抗運動における暴力という問題を考える上で重要な論考である。【いてんぜ通信】秋号への寄稿で映画『ゲバルトの杜』とルポ『彼は早稲田で死んだ』について書くつもりだと一昨日の更新記事に書いた。それを書く前にこの論考があることを知ってよかったと思う。 この問題(抵抗運動における暴力)を考える上で教えられるところ多かったものとしてもうひとつ、藤野豊さんの『「革命と暴力」に関する覚書』を挙げておきたい。敬和大学研究紀要第32号掲載。酔流亭はこの論考の存在を<墨田のカッパ>さんから教えていただいた。 上に貼り付けたお2人の写真はどちらも映画『ゲバルトの杜』のパンフレットから拝借(撮影)したもの。すなわちお2人とも映画の中でインタビューを受けているし、川口大三郎さんが虐殺された1972年当時、同じ早大第一文学部の二年生だった。 『彼は早稲田で死んだ』を著した樋田さんといい、あの日々のことを胸に抱えて半世紀、志を曲げることがなかった。それぞれの間に考えの違いがいくらかあるにしても、その持続する思いに胸を打たれる。 ※なお野崎さんの論考中に村上春樹『海辺のカフカ』に触れた箇所がある。酔流亭も16年前の今ごろ(2008年7月)に書いた過去記事の中で『海辺のカフカ』への川口事件の影響について述べたことがあるので、貼り付けておきます。
by suiryutei
| 2024-07-26 09:01
| ニュース・評論
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