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昨夕おこなわれたパリ五輪陸上競技400mハードル予選は残念な結果だった。 豊田兼君が高校の48期後輩であることは昨日の更新記事に紹介した。 パリに入ってから足を痛めてしまったらしい。最後の直線では走ることも辛そうであった。それでも途中棄権はせずゴールまで走り切った。 昨日の更新記事に貼り付けておいた桐朋学園同窓会HP記事の中で本人が語っているところでは、高校までは全国大会にやっと出場するくらいであったという。桐朋はもともとスポーツに熱心な学校ではない。大学の陸上部に進んで充分な練習をするようになったことで飛躍的に記録が伸びたのだろう。年齢的にもまだこれからの選手だ。次回また頑張れ。 さて五輪報道に気をとられて大事なことを忘れてはいけない。今日、8月6日は広島の原爆忌である。朝刊を開くと【第九条の会ヒロシマ】による意見広告が載っている(上の写真)。 今日から10日間、いやこの10日間に限ったことではないのだけれど、大岡昇平(1909-1989)の以下の言葉を噛みしめたい。1985年8月15日の朝日新聞朝刊への寄稿『悪夢の構図から目を覚まそう』の書き出しだ。 「毎年、八月は遠い敗戦を思う月である。六日の広島、九日の長崎、十五日の降伏と続く十日間、われわれは昭和二十年の惨めな日々を思い起こさずにいられない。いまや世界で最も豊かな国になって、政府がいくらもう忘れようと言っても、この三つの歴史的日付を消し去ることはできない。・・・」 引用中「いまや世界で最も豊かな国になって」とあるのは、今日ではもう違ってしまった。日本がこんにち安く買いたたかれているのは、街にあふれるインバウンドを見てもわかる。大岡がこの文章を書いたのは敗戦後40年目の8月だが、そのときからさらに39年が過ぎた。それから酔流亭としては「三つの歴史的日付」にもう一つ、八月ではないけれど沖縄〔慰霊の日〕である六月二十三日も加えられなければならないと思うが。
by suiryutei
| 2024-08-06 09:12
| ニュース・評論
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