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昨日の夕方5時過ぎ、我が家では飲み始めるころ、TVを点けるとBS放送で越中八尾の街が映し出されている。おけさ笠に着物姿、あの越前人形みたいななりの女性たちが踊りながら通りを進む。 越中八尾の有名な<おわら風の盆>を実況しているのかと一瞬思ったが、あの行事は9月初めと決まっているはず。今はまだ8月だ。 過去の<風の盆>の録画が放送されていたのである。<風の盆>は今年も9月1~3日開催とのこと。 もう13年前、2011年の3月初めに酔流亭は越中八尾を訪ねたことがある。飛騨古川の〔蕪水亭〕で開催された<酒と肴の会>というイベントに参加した帰りに寄った。飛騨古川から越中八尾まで、高山本線一本で行ける。 富山県在住のかぐら川さん(ブログ上のハンドルネーム)に案内していただいた。そのときのことは下の過去記事(2011年3月8日更新)に書いてある。 その5日後が東日本大震災発生であったから、当時のブログを読み返すと感慨深い。 あのときの越中八尾の街はひっそりとして、人もあまり歩いていなかった。<おわら風の盆>のとき以外は本当に静かな町なのだろう。 ![]() (この蕎麦屋でかぐら川さんに蕎麦をご馳走していただいた) 昨日視た録画では、三味線や胡弓の弾き手も紹介されていた。それらの楽器の調べに乗って踊りはすすむ。 職業的奏者は町に一人もいないという。それぞれに生業(なりわい)を持ちながら、三日間の<風の盆>のためだけに一年間技術を磨く。報酬もとらない。 放送しているアナウンサーはそれを「旦那芸」と呼んだ。 労働者文学の書き手も、ちょっと似てますね。一文にもならないけど、せっせと書いているのだから。 もっとも、「旦那」というところはちがう。旦那に該当する片仮名はブルジョワジーだろう。労働者のほうはブルジョワジーとは対立するところのプロレタリアである。 そんなわけで、今日はこれから雑誌『労働者文学』最新号に載った作品2編について〔通信・労働者文学〕に載るはずの寸評を書くつもり。丹念に読み、せっせと書く。
by suiryutei
| 2024-08-25 09:06
| 身辺雑記・自然
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Comments(4)
![]()
おはようございます 北千住に住んでいた時柳原のおわらを見たことがあります。うちのあたりの町内会は昨日今日と夏祭りです。
また名古屋市内ではどまつり、名古屋ど真ん中祭りが開催されていて内外から踊り手がきていてテレビ中継も昨日今日とあります。
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星の王子様さん、コメントありがとうございます。
夏はやっぱりお祭りですね。ご町内の夏祭り、台風とぶつからなくてよかったです。一日ずれたら危ないところでしたね。 ![]()
残暑、お見舞い。8月6日広島原爆忌に「労働者文学」会の二人の方から期せずして最新93号を送っていただきました。一人はルポ、もう一人は自身の文学遍歴で、どちらもそのなかなかの筆力でした。土田さんの選評もそれぞれの作品の長所と同時に疑問点を述べていて、ていねいな論じ方に感心しました。
応募者はみなアマチュアですから、欠点・短所は容易に目に着ます。しかし、大事なことは次作にむけてさらに精進するようにアドバイスや励ましを送ることです。それを切り捨て御免みたいな、上から目線の断定・決めつけでは才能は育ちません。応募してきたひとの創作意欲をそがないことが大事だと思います。 昔、労文に黒古とかいう大学名誉(?)教授が「あれは全然だめ、これは間違っている」とか、言いぱっなしで何の役にも立たない論評がありましたが、あれは 悪い見本です。どうせ「労文」程度の作品という見下しがあるのでしょう。 土田さんはルポ部門で労文賞を受賞したことで自信を得て、さまざま創作・論評の場を広げることができたし、そのあと受賞した秋沢さんも「丸山健二賞」をとられたわけですから、アマチュア恐るべし、です。欠点・短所・疑問は指摘しながらも、良いところも見つけて評価されたら応募者のみなさんも納得するでしょう。 ますますのご健筆を!
鍵コメさん、ありがとうございます。
秋沢さんの作品は、丸山健二の評価は自分はあまり丸山を読んでいないのでよくわからないのですが、文章を錬磨する上で参考になりました。ああいうふうに書いてもらえるとありがたいです。 励まし、ありがとうございます。いつかまた一献かたむけながらお話を伺いたいです。
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