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この一夏をかけて、ふう、二度読んだよ。 一度目は歯が立たず、筋をなぞるだけ。二度目は面白いと思いながら読むことができた。しかし、まだ読後感想を書くほどには消化できていない。三度目・四度目の読書を人生の残りの愉しみにとっておこう。 南米の或る一家の物語である。なにしろ「百年」であるからして、五代くらいにかかる。代が替わっても名前が同じだから、初読ではこういうところにも戸惑う。あのアウレリャノは、あるいはこのアルカディオは、またレメディオスは、はて何代目であったろうか・・なんて。 家系図の始原にいるウルスラという女性は(ウルスラも代替わりするけれど)100歳を超えて生きる。長寿の人物は他にも登場する。敬老の日の今日のブログで言及するにふさわしいでしょ。 なお、やはりこの夏に再読したエリック・ホブズボーム『20世紀の歴史』でもこの小説は言及されている。 「・・何の躊躇もなく即座に全地球上の傑作と認められるような小説はコロンビアの小説であった。先進世界で高度の教育を受けた人でも、コカインの国として知られるようになるまでは地図の上でこれと指さすのがむずかしかった国である。その小説は、ガブリエル・ガルシア・マルケスの『百年の孤独』であった。・・」 (『20世紀の歴史』下巻第17章「アヴァンギャルド死す」)
by suiryutei
| 2024-09-16 08:30
| 文学・書評
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