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新人事制度 大阪での報告①~③
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正月に起きた地震の被害が甚大であった能登に、いま記録的な大雨が続いている。なんともやりきれない思いだ。 酔流亭の母方の祖母は能登の出身だった。輪島に近い、富来(とぎ)町に生家がある。富来町は2005年にお隣の志賀町と合併し、今では富来という地方自治体は存在しない。幼い頃から「トギ、トギ」と耳にしていたばかりで地名の意味を考えないできたが、<富が来る>なんて、なんともいい名である。じつは半農半漁の海辺で、江戸時代など文字通り富を積んでいた北前船なんかは、沖を通り過ぎていくばかりであったろう。 祖母は1910年ごろの生まれだと思う。貧家の口減らしということであったか、娘のとき東京に出て、料理屋の中居になった。店の客だった祖父に見初められたと聞く。大恐慌の起きる前の時代だろう。 酔流亭は祖母の生家に行ったことが二度ある。 最初はまだ小学校に上がる前だから60年以上前だ。富来は町の真ん中に川が流れていて、河口から磯の香りが町ぜんたいに漂っていた。砂浜には、風を防ぐために竹の垣根がめぐらされている。滞在中にちょうどお祭りがあって、山車に乗せてもらった。 せいぜい数日間の滞在だったはずだが、幼心には一夏をずっと富来で過ごしたような印象が長く残った。 二度目は30歳のときの初秋だった。それからでも、もう40年近く経つ。その7年後に母が亡くなってから、次第に親戚づきあいも途絶えてしまった。祖母は1979年没。 今朝のTV報道では、雨はこれからも降るという。被害がひどくならないことを願うばかりだ。
by suiryutei
| 2024-09-22 08:37
| 身辺雑記・自然
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