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5日後に迫った10月10日は〔トマトの日〕であるらしい。10を<とお>と読んで語呂合わせしたわけですね。 気象予報士の南さんは今朝のNHKニュースの放送終了間際、トマトにかけて何か洒落を言えと女性アナウンサーにせがまれて 「(トマトには)ヘタがあるから下手なこと言えません」 と返した。これはちょっとうまかったな。 さて昨日は金曜日で、NHKBS午後の映画は西部劇が放映された。『決断の3時10分』という1957年の映画。監督はデルマー・デービスである。 10数人の手下を率いる盗賊団の凄玉のボスに扮したのがグレン・フォードである。しかし彼は凄腕に似合わず、ふとした油断から土地の保安官たちに捕縛されてしまう。ところが、手下どもが彼を奪還しにきたら小さな田舎町の保安官たち数人ではとても防ぎきれない。そこで手下たちが押し寄せてこないうちに彼を刑務所のある町に護送してしまおう。映画のタイトルにある「3時10分」というのは、その刑務所のある町に向かう列車が土地の駅を通過する時刻だ。 ・・と、あらすじを書き出すと長くなる。インターネットで同題の映画を検索すると解説記事がいくつか出てくるので、そちらを見てください。 検索すれば『3時10分、決断のとき』という紛らわしいタイトルの映画も出てくると思う。こちらは『決断の・・』のリメイクで、2007年に作られた。旧作ではグレン・フォードが演じた凄玉は、リメイク版ではラッセル・クロウである。あらすじは旧作とだいたい同じだが、旧作より20数分長いぶん、合州国西部への鉄道建設にあたっては中国からの移民労働者や南北戦争で「解放」されたはずの黒人労働者がそれこそ奴隷的に酷使されたこと、20世紀には労働者のストライキを暴力で破壊することで悪名を轟かせたピンカートン探偵社が19世紀の西部「開拓」期にあっては先住民虐殺にも手を染めていたことをチラリチラリ暴いていた。21世紀に入ってから作られた西部劇らしい作品であった。 このリメイク版についてはこのブログの過去記事でも言及している。下に貼り付けておきます。 1957年の旧作にはそんな時代考証は入ってこないけれど、モノクロームの映像美が素晴らしかった。たとえば人物の影の映し出し方。 グレン・フォードの凄玉が田舎町で捕まってしまったのは、酒場でバーテンダーのような仕事をしている女性と妙に気持ちが通じて、ひとときの情事に時間を費やしていたから。その酒場での女性との場面なんてじつに見事であった。 デルマー・デービスは好きな映画監督だ。
by suiryutei
| 2024-10-05 09:02
| 映画・TV
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