新人事制度 大阪での報告①~③
記事ランキング
最新の記事
タグ
労働(124)
最新のコメント
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
2025年 07月 2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
大リーグのワールドシリーズは昨日、第4戦がニューヨークのヤンキー・スタジアムで行なわれ、それまでドジャースに3連敗と追い詰められていたヤンキースが猛打爆発で11-4と大勝した。 問題は一回裏の場面だ。 ヤンキースの先頭打者トーレスが放った大きな飛球をドジャースの右翼手ベッツがスタンドのフェンス際まで追ってジャンプして捕球した。見事なプレーだったが、観客席の最前列にいた観客(ヤンキースのファン)が、ベッツのグラブにしっかり捕球されていたボールを、なんとベッツの左腕を掴んでむしりとった。 ![]() それを防ごうと伸ばしたベッツの右手を、ボールを奪い取った観客の横にいたもう一人の観客が押さえつける。今朝の朝日新聞のスポーツ欄に載った写真は、ベッツのグラブからボールがむしり取られようとしている瞬間と、横にいるもう一人の男がベッツの右手も押さえつけている場面を捉えている。 暴挙におよんだ2人の観客は太った白人であり、ベッツ選手は細身の黒人だから、まるで白人が白昼、黒人をリンチにかけようとしているようにさえ見え、ゾッとした。 実際、飛球を好捕したのが白人選手であったなら、あの観客(というより暴漢)2人は、あんな挙に出ただろうか。 これを報じる日本のいくつかのネット記事にもひどいものがある。米メディアの一部の報道をそのまま紹介するかたちで「ベッツが俺たちを罵っていた」と、暴漢のほうの言い分を垂れ流す記事があるのだ。 飛球を追って疾走してきたベッツが捕球する前にスタンドに向かって罵れるわけがない。ベッツが何か言ったとしたら、暴行後に、暴行に対する怒りと抗議だろう。だが、あの場面を視ていない者がそういう報道に接しただけだと、何が起きたのかわからなくなってしまう。 なお、さすがにあの暴漢2人は球場から退場させられたようだ。
by suiryutei
| 2024-10-31 08:03
| スポーツ
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||