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昨日の午後5時、夕食を始めるのに合わせてTVのスイッチを入れると、アメリカ合州国大統領選挙での共和党トランプ勝利が報じられている。その時点ではアメリカの大手メディアでトランプ勝利と確定したのはFOX(フォックス)TVだけで、他はまだということであったが、TV画面に次々と映し出される全米各州の開票状況を見ても、トランプの勝利、それもかなりの差でのそれは動かしようがないようであった。 イスラエルのネタニエフ首相がトランプに祝辞を述べる画面が出たところで視続けるのは嫌になり、スイッチを切った。 下の写真は先ほど開いたばかりの今朝の朝日新聞の2面から。赤はトランプが、青は民主党ハリスが制した州である。 アラバマ州やテキサス州は、やっぱり共和党の赤だなあ。 来月1日発行予定の〔いてんぜ通信〕2024冬号に、酔流亭は『アラバマ物語』『プレイス・イン・ザ・ハート』『ノーマ・レイ』という3本の映画について雑談のような文章を書いた。3本のうち今『ノーマ・レイ』(マーチン・リット監督、1979年)は措くとして、『アラバマ物語』(ロバート・マリガン監督、1962年)は題名のとおりアラバマ州、『プレイス・イン・ザ・ハート』(ロバート・ベントン監督、1984年)はテキサス州が舞台だ。どちらも1930年代の大不況期、人種差別の酷い土地柄を背景に物語が進む。「移民はペットの犬や猫を食べている」というような酷い言動をする候補者が人気を博しやすいのは今でも変わらないのではないか。 (『プレイス・イン・ザ・ハート』の一場面) もっとも、海の向こうから見ていても、ハリスという人にも魅力がなかった。やはり今朝の朝日新聞の15面オピニオン欄で三牧聖子・同志社大学准教授がこう述べている。 「若者は、多様性を重んじ、包摂と進歩を掲げるはずの民主党が、パレスチナ系の人々の声をとりあげようとしないことを批判してきました。イスラエルへの武器禁輸を明言できないハリス氏に失望した人も少なくないようです」 それにしても日々殺され続けているガザの人びとはどんな思いで米大統領選のニュースを聞くのだろう。今朝は素晴らしい秋晴れだが、心は憂鬱になるばかりだ。
by suiryutei
| 2024-11-07 09:00
| ニュース・評論
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