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所用があって中央区の築地に赴いた。 地下鉄日比谷線の1番出口から地上に上がると、目の前が本願寺。 酔流亭の都心における行動圏は神田が中心なので、湯島の聖堂や駿河台のニコライ堂は見慣れている。いっぽう築地本願寺をナマで見るのは生まれて初めてだ。インドふう、と言ったらいいのか、日ごろ見慣れたお寺さんの建築とはずいぶん違う。普通の日本のお寺といえば中国のお寺(これも写真やTV映像で知るだけだが)に近いだろう。仏教は直接には中国から伝来したのだから、それが自然だ。 もっとも、仏教は元々はインドから中国を通過して日本に渡ってきた。だから仏教寺院がインドふうであっても本来不思議はないはずだ。 いまネットで調べると、築地本願寺は関東大震災(1923年)で本堂を焼失したが、1934年に再建され、それが現在の姿であるようだ。戦災では焼けなかったのだな。 1934年といえば、31年の満州事変に端を発して、中国との戦争が始まっていた。戦争は1937年の盧溝橋事件以降本格化していく。 すると、中国を飛び越してインドふうというのは、戦争相手に倣いたくないという時代の空気みたいなものもあったのだろうか。宗教も建築も知らない素人の邪推だけれど。 築地の場外市場は本願寺のすぐ近くだ。卸売市場そのものは豊洲に移転したが、築地の場外は観光客で賑わっている。 酔流亭は生まれてから69年、ずっと首都圏に暮らしてきた。初めの23年間はれっきとした東京都民でもあった。現在は千葉県民だが。 それでも、この東京名所を訪ねるのはこれが初めてだ。 インバウンドの方々が多い。いま日本は製造業は振るわないけれど、観光業は頑張っている。しかし、工業だけでなく農業も漁業も衰退していくと、いま盛行している観光業だって空洞化してしまうなと、場外市場のお店にならぶ魚介の数々を見ながら思いもした。
by suiryutei
| 2024-11-10 08:43
| 身辺雑記・自然
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Comments(2)
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