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もう一昨日のことになる。5日の木曜は労働者文学会年末恒例の映画上映会と忘年会が行われた。会場は本郷三丁目の本郷文化フォーラム(小川町企画一階)。ふだんHOWS講座が開催されるところである。労働者文学会の会合もここを借りて行なうことが多い。 秋晴れが続くから、すこし早めに家を出、JR上野駅の公園口から上野公園の中を歩いた。噴水の前では屋台が並ぶイベントが行われていて<下町ハイカロリーフェス>という看板が出ている。脂っこいものを売りにする屋台のお祭りらしくある。 上野の山の黄葉はまさに今が見ごろ。 さて本郷に着く。忘年会の前に上映されたのは『第五福竜丸』。新藤兼人監督による1959年公開の作品だ。ビキニ環礁で第五福竜丸が被爆したのは1954年3月1日だから、その5年後である。 酔流亭は記録映画とばかり思っていたのだが、劇映画である。被爆後に焼津港に帰港して半年後に放射能症で死亡した無線長の久保山愛吉さん(1914-1954)を宇野重吉、そのお連れ合いは音羽信子が扮している。上映のあと解説してくださった労働者文学会幹事の高橋省三さんによれば、大石又七さん(1934-2021)に扮したのは田中邦衛だという。65年前、名優たちはみんなまだ若い。大石さんは後に自らの被爆体験を語り核廃絶運動に献身する。 劇映画といっても乗組員たちの証言などに基づいて起きたことを忠実に描いたセミ・ドキュメンタリーのような作品だ。 じつはこの日、NHKBSで午後1時からネルソン・マンデラの伝記映画が放映されるのをすっかり忘れて、録画をセットしておかなかった。それを昨日になって気づいたのだから、よっぽど抜けている。しかし外出先で『第五福竜丸』を観ることができたのだから、まあよしとしよう。 なお【デジタル労働者文学】第2号プリントアウト版の校正版を労文幹事の三上広昭さんからいただいた。同号はネット上では来年すぐの更新を予定して現在も編集作業が進行中である。プリントアウト版の表紙の写真だけ今は紹介しておきます。
by suiryutei
| 2024-12-07 08:58
| 映画・TV
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