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〔昼の憩い〕というラジオ番組がある。 NHK第一放送だけでなく同FMでも平日の午後0時20分から30分まで。土曜だけは同15分~30分。日曜は休みである。全国各地の季節の話題なんかが伝えられる。いまウィキペディアを見たら1952年11月から放送が開始されたという。たいへんな長寿番組である。 前世紀の頃は、各地からの声はどこそこの「農林水産通信員」からですとアナウンサーが紹介していた。ラジオの聴き手からの投稿をちょっと勿体をつけてそう言い表すのかと酔流亭は思っていたのだが、これもウィキペディアによれば、そのころは全国に約600人の「通信員」が実際にいたそうだ。農協や漁協の職員、自治体職員で農事指導などにあたっていた人が任命されたという。 今やそうした「通信員」はおらず、一般の投稿をアナウンサーが読み上げている。日本における第一次産業(農業・林業・漁業)の衰退を反映しているのだろう。 さて昨日、昼食を終えて自室に戻り、FMラジオを点けると、この〔昼の憩い〕がちょうど始まったところである。冒頭、男性アナウンサーが読み上げた投稿にこんな短歌が詠まれていた。耳で聴いただけなので正確ではないかもしれない。 ゆずっていた自分が席を譲られる そういう齢(とし)になったんだなあ 率直に言って、とくにどうということのない三十一文字である。しかし、昨日は酔流亭が70歳を迎えた誕生日の翌日。そのタイミングの良さが身に染みた。 そういえば去年12月5日、労働者文学会主催の映画会および忘年会があって都心に向かったときだ。常磐線に接続する成田線に乗ると珍しく混んでいて、酔流亭は背負っていたザックをおろして母親が赤ちゃんを抱くような形で前に抱え直し、立ったままザックに入れてあった【いてんぜ通信】冬号を取り出して読み始めた。12月1日が発行日付の冬号は11月末に届いたばかりで、掲載作にまだ読み残しがあったのである。 (こういうチャームを着けたザックです) すると、斜め前に座っていた娘さんが立ち上がって席を譲ってくれる。まだ20代くらいの若い人。日本人ではないようだ。 いま日本で働いている外国人労働者はベトナムからが一番多く、二番目は中国から。三番目はフィリピンからである。昨日早朝、銚子沖で転覆したイワシ漁の漁船には日本人だけでなくインドネシア国籍の乗組員もいることが報じられているが、インドネシアからの人も多い。 その娘さんは、酔流亭の見た感じだからあまりアテにならないが、フィリピンかインドネシアの人ではないかという気がした。 ともあれ、酔流亭は受けた親切にすっかりいい気持ちになって労働者文学会の集まりに参加した。 そして労働者文学会の会合に顔を出すと、70歳になったばかり(その日の時点ではまだ69歳だったが)の酔流亭なんて、まだほんのひよっこである。詩人の福田玲三さんなんて100歳を超えて矍鑠(かくしゃく)としている。いや高齢化していると言っても、気持ちは皆さんとてもお若いのだが。
by suiryutei
| 2025-01-07 09:22
| 身辺雑記・自然
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Comments(2)
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おはようございます 愛知県外国人国別ブラジルベトナム中国フィリピン韓国・北朝鮮ネパールインドネシアに多くなっています。2023年末現在 製造業が盛んな地域はブラジル人がたくさんいます。中国人 東京大学、大学院に近年北京大学精華大学などより入りやすいとたくさん来ていますね。早慶にもたくさん入っています。名古屋大学も大学大学院に外国人がたくさんいます。
フィリピンとインドネシアは少し違いがある気がします。
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