新人事制度 大阪での報告①~③
記事ランキング
最新の記事
タグ
労働(124)
最新のコメント
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
今日の朝刊の一面はこうである。 それだけに、新聞をめくっていって、中ほどの紙面に載っていた仏人類学者エマニュエル・トッドへのインタビュー記事は腑に落ちるものであった。 2022年に出たトッドの著作『第三次世界大戦はもう始まっている』は一昨年読んだ。その本によれば、ロシアとウクライナの戦争を仕掛けたのは米国と北大西洋条約機構(NATO)に他ならない。ロシアの侵攻が始まる以前から、ウクライナは事実上のNATO加盟国に組み入れられ、米英の軍事顧問団や高性能兵器類を大量に送り込まれていた。NATOのとめどない東方拡大に追い詰められたプーチンが窮鼠(きゅうそ)猫を噛(か)んだ構図だ。 いくら追い詰められたからって隣国に軍事侵攻したのはやっぱりプーチンのロシアが悪い。悪いけれども一方のアメリカにだって相当の責任があると酔流亭は思う。 当時のアメリカはバイデン政権だったが、そんな危なっかしい火遊びが結局うまくいかず、面倒くさくなって、もう放り投げようというのが今さわがしいトランプの動きだろう。 インタビューの終わりのほうに日本への助言めいたことが語られている。 「欧州も、ウクライナの経験から、米国やロシアとの関係を見直すことになるでしょう。また米国は、中国との対立を激化させるかもしれない。日本にとっても大変難しい状況ですが、それでもできるだけ対立には関与しないようにして、自国の産業システムを守ることです」 「日本は、地政学的な対立に積極的に関わるのではなく、米国が衰退する世界のこれからを慎重に見守ることが大切です。・・」
by suiryutei
| 2025-02-26 08:35
| ニュース・評論
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||