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昨日ブログの更新作業をやっていたのは午前8時台である。書いたように、外ではカミナリが盛大に鳴っていた。雨も降った。 その雨が、9時を過ぎたころから霙(みぞれ)に替わる。「毎年よ彼岸のころが寒いのは」とかつて正岡子規はつぶやいたけれども、今年の彼岸の寒さはハンパでない。呆れていたら、10時をまわる頃まさかの雪となった。カミナリはようやく鳴りを静めたが。 上下とも昨日の午前11時ごろ撮影。 春分の日の前日に雪が降るようでは、待ち望んでいた春一番は完全に吹っ飛んでしまった。2025年は関東では春一番が吹かなかった年として記録されるのだろう。 酔流亭はなぜ春一番にこだわるのか。 ちょうど半世紀前の1975年の春先、20歳だった酔流亭は大学の二年から三年生に進もうというところ。学費値上げ反対を掲げた一か月のストライキを体験した。ストを決議した学生大会が開催されたのが1月末だから、2月はまるまるストライキの渦中である。法学部当局(酔流亭はその学部の学生だった)は学生大会の決議は尊重するという姿勢であった。授業も試験も行なわれなくなった校舎で、空いている教室に自由に出入りしてクラス討論をしたり、<クラス闘争委員会>の名で発行するビラの文案を練ったりした。 腹が空けばキャンパスを出て、学生街の定食屋かラーメン屋に入った。 そんなふうにクラスの数人と連れだって街を歩いているときレコード店からキャンディーズの『年下の男の子』が流れてきた。 「おい、この歌いいな」 演劇をやっている男が感に堪えないといった表情で、そうつぶやく。 半世紀たっても、そんなことがいまだに記憶に残っている。 さて『年下の男の子』のヒットでスターの仲間入りを果たしたキャンディーズがその翌年(76年)に放った大ヒット曲が『春一番』である。 そんなわけで、春一番という言葉に、酔流亭は『年下の男の子』は飛び越して、半世紀前に体験した学生ストライキを思い出してしまうのである。 べつにキャンディーズのファンであったわけではないのだが。そうして『春一番』が街に流れていたころ(76年春)酔流亭は大学を中途退学して郵便労働者になっていたのだが。 昨日のことに話を戻しますね。 雪が午後になって上がったので国道沿いにあるスーパーマーケットに買い物に行った。 食品売り場に並ぶ品物に割引きのシールが貼られたものが多い。5%引きから30%引きまで、幅がある。パックのお寿司には40%引きなんてのもあった。 推測するに、昼食のつもりで昼前に買いに来る客をあてに並べておいた食品が、しかし午前の雪で客足が鈍く、売れ残ってしまったのだろう。 しかし、値引き幅があまりに大きいのも、食べ物だから、ちょっとこわい。あんまり値を引かれるとこっちの腰も引ける。そこそこ値引きされているのをまじえて、まずまずの買い物をした。 帰途、ガソリンスタンドに寄って灯油も買い足す。一年前の冬は通しで変わらず18ℓで1998円、ストーブの季節が始まった去年秋に2070円だったのが今は2178円だ。灯油を買うのは今季はこれが最後だろうが、こちらは値引きなしで上がる一方。
by suiryutei
| 2025-03-20 09:01
| 身辺雑記・自然
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