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一昨日(22日、土曜日)の朝刊に挟まれていたスーパーマーケットのチラシに「23日一日に限りレタス特価158円」とあった。 で昨日(23日、日曜日)そのレタスを目当てにそのスーパーへ行く。 あったあった、野菜売り場の真ん中に、たしかに158円のレタスが積まれている。 この冬、野菜はどれも高かった。レタスも。その値段の動きを教えるネット記事によると、この冬、レタスの平均価格は一個308円。去年のそれは211円だったというから、およそ一倍半高い。 なおネット記事が伝える最新価格は199円なので、昨日の158円はそれと比較しても安い。大きさは充分標準サイズである。ただし、その<特価>は昨日一日だけとのことだから、今日はもう200円前後になっているかもしれない。 昨夜の夕食ではレタスとキュウリにロースハムを散らしてサラダを盛大に食べた。今朝は今朝で、食パンをいつものようなトーストに焼かず、やはりレタス、キュウリ、ハムをはさんでサンドイッチとす。 (これは辛夷か木蓮か。近所の公園で) それにしてもこのところの食料品の値上がりはひどい。食料品だけではなく何でも上がっている。 経済地理学者のデヴィット・ハーヴェイは『資本論』でマルクスが分析した資本の原始的蓄積と共に、略奪による蓄積もあることを説く。原始的蓄積は封建制の胎内に資本主義がはらまれたときの一回性のもの。略奪による蓄積は資本主義が続く限りくり返され、こんにちのような新自由主義の下でそれは激しさを増す。このかんの諸物価値上げはまさにこの略奪による蓄積であるように思う。 なお斉藤幸平は「・・デヴィット・ハーヴェイは、本源的蓄積を<略奪による蓄積>と定義し」云々と書いているが(斉藤『人新世の「資本論」』249ページ)、それは斉藤の誤解である。ハーヴェイは本源的蓄積とはべつに略奪による蓄積も資本はやると述べているのだ。ハーヴェイの近著『反資本主義』(日本語版は2022年刊)にそれは詳述されている。
by suiryutei
| 2025-03-24 08:37
| 身辺雑記・自然
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