新人事制度 大阪での報告①~③
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午前6時、カーテンを開けると戸外は霧が濃い。 昨日までの数日、雨が続き、真冬のような寒さだった。今日は気温が上がるという。天候が切り替わる、そんな境目の朝はよく霧が出る。いま朝8時を過ぎて霧も消え、青空がひろがってきた。わが家のあたり(千葉県我孫子市)桜がそろそろ満開になるだろう。 さて世界のほうは深い霧の中である。トランプの高関税! いろんな結果が出てくるだろうし、詳しいことは専門家が分析するのだろうが、酔流亭がまず思うのは、これは自国民からの<略奪>ではないかということだ。輸入品にかかる税金が上がるのだから、輸入品だらけで生活しているアメリカ国民にはただちに物価高が襲い掛かる。 一方、その税収は、上に貼り付けた写真(今日の朝日新聞朝刊2面から)の左側「狙いは・・」という項目の3番目に<将来の減税の財源確保>とあるように合州国政府に<蓄積>される。<減税>といっても、このかん合州国政府がやってきた政策を見ればわかるように貧しい人たちからの税を安くするのではなく、富裕層に減税するのである。 つまり高関税→物価高によって人々から略奪した分は富裕層のために蓄積される。 製造業がダメになってしまったアメリカでは、生産過程において剰余価値というかたちで搾取→資本蓄積をするより、こういう<略奪による蓄積>のほうが手っ取り早いということである。 「狙いは・・」の2番目に挙げられている<製造業の米国への回帰>なんて煙幕に過ぎない。そんなことできないことはトランプ自身が承知のはずだ。
by suiryutei
| 2025-04-04 08:30
| ニュース・評論
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