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昨日はこの催しに参加した。 窪田聡さん(1935-)は『かあさんの歌』の作詞作曲者として知られているが、この歌だけではない。たとえば辺野古ゲート前の座り込みでよく唄われている『沖縄、今こそ立ち上がろう』は『俺たちの道は』という歌の替え歌である。沖縄反基地運動のリーダーの一人、山城博治さんが沖縄の状況にあわせて手を入れた。そして、さらにさかのぼると、その『俺たちの道は』は1968年のパリ五月革命で歌われていた『美しき5月のパリ』(作詞作曲不詳)に窪田さんが日本語の歌詞をつけたもの。酔流亭は昨日までそのことを知らなかった。こんなふうに、あちこちの闘いの場で歌われている歌には窪田さんが作ったもの、あるいは何らかの形でその手を経由しているものがじつに多いそうだ。 窪田さんは白い眉毛が豊かで仙人のような風貌。 ところで『かあさんの歌』の歌い出しは かあさんは夜なべをして 手袋編んでくれた だが、 <かあさんが夜なべをして>と<は>ではなく<が>で歌われる場合が多いという。 『かあさんの歌』が作られたのは1956年。当時、歌詞はガリ版で書かれ印刷されて広がって行った。そのガリ切りのとき書き間違えられたのではないかと窪田さんは推測された。そうだとすると、NHK〔みんなの歌〕などで有名歌手たちに唄われる前にうたごえ運動の中で広まっていたことがそれからも覗われる。 わが家にある倍賞千恵子のLPレコード(1973年発売、20曲収録)のジャケットには正しく「かあさんは夜なべをして」と書かれている。 それから かあさんのあかぎれ痛い 生味噌をすりこむ という歌詞がある。味噌というのはしょっぱいものだから、あかぎれにそれをすりこんだらしみるのではないかと、酔流亭はずっと思っていた。ところが、味噌を作る過程で塩を加える前の状態を生味噌と呼ぶのだそうだ。塩っ気がまだ無いのならあかぎれにすりこんでもしみることはないだろう。 ※この催しを主催した労働者文学会、共催の日本音楽協議会のそれぞれのHPを貼り付けておきます。
by suiryutei
| 2025-04-14 09:10
| 音楽
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