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1972年11月8日に早稲田大学第一文学部自治会室で起きた川口大三郎さん虐殺事件とその後については、このブログでも何度か書いてきた。酔流亭は1973年に早稲田の法学部に入学したので、川口さんが殺されたときとそれからの数か月のことは直接には知らない。しかし、4月にキャンパスに立ったとき、早稲田を暴力から解放しよう、まともな学生自治会を作ろうという運動はまだ続いており、酔流亭もその空気をいくらかは吸った。そのことは〔いてんぜ通信〕去年秋号に書いたとおりだ。 川口さんが殺された直後、事件を起こした革マル派の自治会執行部をリコールして生まれた第一文学部自治会臨時執行部の副委員長として、闘いの中心にいたのが野崎泰志さんだ。委員長は『彼は早稲田で死んだ』(2022年大宅壮一ノンフィクション賞受賞)を書いた樋田毅さんである。 酔流亭は一年前の夏、当時の早稲田についての記事をネットで検索していて、野崎さんが書かれている『「X団」顛末記』を読むことができた。X団とは野崎さんたちが当時第一文学部において作ったグループである。詳しくは直接読んでください。 納得したし、教えられるところが多かった。それがキッカケで野崎さんのブログをときどき訪ねるようになった。 今年の春はあまり更新をされていなかったので、しばらく覗いていなかったのだが、先月末から更新の頻度が上がっている。半世紀前の早稲田のあの日々を考える上で必読と思う。 上の写真は映画『ゲバルトの杜』のパンフレットから撮影した。野崎さんは映画の中でインタビューを受けているが、映画の視点に対しては批判的である。その批判も酔流亭はほぼ納得する。 なお、今週末、同世代の友人たちと飲む予定なのだが、その顔ぶれで飲むようになったのは去年の初夏『ゲバルトの杜』を観て語り合ったことがキッカケだ。映画は5月に観て、7月に語り合う会をやり、12月には忘年会をやった。今度は3回目だ。メンバーが死に絶えるまで続く集まりになるかもしれない。
by suiryutei
| 2025-05-13 09:06
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