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今日は2週間に一度の<資源回収>の日。わが家で出すものは不燃ゴミの他は主に酒の空き瓶だ。 一升瓶は今朝も2本出した。ほぼ普段通りである。 1週で1本のペースは、単純に計算すると1.5合×7=10.5合すなわち一升ちょっと(5勺だけ多い)。 一日一合半前後なら理想的な酒量だと胸を張りたいところだが、毎日家で飲むわけではない。外に出て、出かけた先の蕎麦屋とか居酒屋で飲む日もある。 そういうことも勘案して均すと、現在の酔流亭の酒量は一日二合くらいということになろうか。 山頭火がこんなことを書いているそうだ。 上の写真は町田康『山頭火』の300ページから写したものだが、字が小さいので、漢字をもう少し増やして改めて引くと まづ何よりも酒を慎むべし、二合をよしとすれども、三合まで許さるべし、焼酎、ジンなどは飲むべからず、ほろほろとして寝るのがよろし、・・・ 「二合をよしとすれども」なんて書いてからすぐ「三合まで許さるべし」と続けるのは、ご本人は二合ではとてもおさまらず毎晩三合めいっぱい飲んでいたんだろうね。 この言葉を『行乞記』の最後に書きつけたのは1931年のこと。1882年生まれの山頭火はまだ50前だから酒量が落ちる年齢ではない。しかし、行乞、すなわち各地を巡り家々から食べ物などを恵んでもらう修行を続けるのはいい加減くたびれ果てていたようだ。山頭火は1940年まで生きて57歳で死ぬ。今の酔流亭より一回り以上若いじゃないか。 なお『山頭火』は春陽堂書店から2023年刊。酔流亭は連れ合いに借りてつい最近読んだ。著者の町田康の小説はまだ読んだことがない。この評伝はなかなか面白かった。
by suiryutei
| 2025-05-22 08:47
| 文学・書評
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