|
新人事制度 大阪での報告①~③
記事ランキング
最新の記事
タグ
労働(124)
最新のコメント
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
2026年 02月 2026年 01月 2025年 12月 2025年 11月 2025年 10月 2025年 09月 2025年 08月 2025年 07月 2025年 06月 2025年 05月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
今日6月23日は沖縄慰霊の日だ。下のチラシは、沖縄で一坪反戦地主会の活動をされている比嘉宏さんから頂いたもの。 平和への思いを新たにしたいところなのに、今朝の新聞、TVニュースのトップは米国によるイラン攻撃である。 さらに昨日の朝刊一面は、米国が防衛費GDP比3.5%(インフラ関連を含めると5%)を日本に要求していることだ。 3年前エマニュエル・トッドが「第三次世界大戦はもう始まっている」と断言したことを思い出す。暗澹たる思いである。 昨日はNHKBSで『激動の昭和史 沖縄決選』という映画を視た。1971年の東宝映画。2時間半という長尺だが、脚本が新藤兼人と知って、それなら商業映画とはいえあまりひどい内容にはならないだろう、と思った。監督の岡本喜八は1967年に『日本のいちばん長い日』という映画も撮っていたということは、視終わってから気づいた。『日本のいちばん長い日』は今年の3月にやはりNHKBSで放映されたのを視て、あまり感心はしなかったのである。 上に貼り付けた今年3月のブログ記事は、タイトルは酒飲み話になっているけれど前半は『日本のいちばん長い日』に対する感想である。 その中で、こう書いた。 ・・これは敢えて言えば日本軍国主義の自慰映画ではなかろうか。日本帝国の政治家たち軍人たちは戦時中「一億火の玉」とか「総玉砕」とか吹きまくり、じじつ沖縄には地上戦を強いて兵士ではない住民も含めて20万人以上をも死なせた。ところが敵が「本土」に迫ると自分たちはテもなく降伏してしまう。これではあまりに格好がつかないので、こういう反乱もどきを映画の中だけで夢想したのである。 『日本のいちばん長い日』のあのくだらなさに比べれば、『沖縄決選』は実際に行なわれた地上戦の悲惨は描こうとしたと思う。住民の集団自決も描かれてはいる。しかし、集団自決に日本軍が関与したこと、強制したことは曖昧にされている。住民からの視線が弱い。 沖縄駐留の陸軍第32軍を大本営が切り捨てたことは描く。しかし、大日本帝国はそもそも沖縄を切り捨てたのである。 第32軍の司令官、牛島満中将に扮した俳優は小林桂樹であった。映画ではなかなかの人格者である。そういう面もあったのであろう。しかし、「一木一草といえどもこれを戦力化すべし」と訓示して住民を巻き込み、大変な犠牲者を出したのも彼であった。 昨日の朝日新聞朝刊社会面で、牛島中将の孫の牛島貞満さんは 「祖父は結局、天皇への忠誠心しかなかった。自分の命も、兵士の命も、住民の命さえ二の次だったのです」 と述べている。そうであったのだろう。 牛島貞満さんは故・安倍晋三とまったくの同年配だが(酔流亭もほぼ同じ)、祖父(岸信介)コンプレックスに呪縛されていた元首相と対照的だ。立派だと思う。
by suiryutei
| 2025-06-23 08:53
| ニュース・評論
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||