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新人事制度 大阪での報告①~③
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昨日の午後NHKBSで放映された『殿、利息でござる!』は、主人公(演・阿部サダヲ)が造り酒屋であるのが、酒好きの酔流亭には興味深かった。 (飛騨古川の造り酒屋。映画とは無関係です。) 時代は1770年代だから江戸時代(1603-1867)も後半だ。仙台藩内のある宿場町が舞台である。 「伝馬」役と呼ばれる、宿場町間の物資の輸送にかかる費用はすべて町民の負担となるので、それが苦しい。そこで町民たちで金を集めて藩主に貸し、その利息を「伝馬」役にかかる費用にあてようとするのである。 実際、有力な町人(豪商)が封建領主に金を貸すのはどこでも行われていたことだろう。庄内の本間家なんかが有名である。この映画も実話にもとづいて歴史家(磯田道史)が原作を書いたそうだ。 藩主に金を貸すというプロジェクトを中心になって進めるのが造り酒屋であり、京都の関白家から茶を作る特許(?)を貰ったという茶師(演・瑛太)だというのも面白い。茶師は田んぼを茶畑に変えるのだが、製茶は換金しやすい商業的農業だ。酒造業と共に、こういう分野から産業資本家が育っていく。 ただ、藩主は領民からの搾取(年貢取り立て)を激しくして借金の利息を払うのに充てただろうに、そういうことは描かれていない。代官も藩主もやたらいい人である。その藩主(殿)をフィギュアスケートの羽生結弦選手が演じていた。 実話をもとにしたという割りには、リアリティを欠く。 そうそう、2020年に死んだ竹内結子が、宿場の居酒屋女将の役で出ていた。2016年の作品だ。
by suiryutei
| 2025-07-27 07:54
| 映画・TV
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