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忍び寄るファシズム(それは先の参院選における参政党の急伸にも示される)に抗してのTBS『報道特集』(毎週土曜日午後5時半~放送)の奮戦は称賛に価する。昨日の放送では治安維持法を特集していた。この悪法の下で何が行われたか。 特集①では、1930年ごろ各地で起きた労働争議に参加した若い女性労働者が特高警察に捕えられていかに非道な目に遭ったか、残された彼女たちの手記を紹介しながら追っていた。 その一人、山田寿子さんは写真も残されている。目がパッチリした可憐な方である。そのころ20歳くらいであろうか。佐多稲子の小説『疵あと』が頭をよぎった。 「・・私たちの間でよく知られている若い婦人闘士の名を云って、彼女がひどい拷問を受けた、という噂をし出したのである。/私はその婦人に逢ったことはない。が、みんなが名前を知っているほどの彼女は、清純な美少女のはずであった。」 佐多稲子には東洋モスリンの労働争議を題材にした短編の連作もある。亀戸に工場と寄宿舎があった紡績会社東洋モスリンで大きな労働争議が起きたのも1930年である。20歳そこそこの若い女工、杉田八重と三村タエは例えばこんな会話を交わす。 「八重ちゃん、お前、拷問されても何も言わない覚悟ついてるか」 「ついてるとも」 (佐多稲子『何をなすべきか』1932年) 『報道特集』には<見逃し配信>もあるようだが、昨日の今日であるから、まだ昨日の放送はUPされていないようだ。いずれ更新されるだろうから、昨日視逃した方には視聴を勧めたい。 東洋モスリン争議に取材した佐多稲子の連作については、酔流亭は雑誌『労働者文学』最新号(No.94、今年7月刊)に短い文章を書いた。 このブログの8月1日更新記事に全文を写してある。ご一読いただけると嬉しい。
by suiryutei
| 2025-08-17 08:10
| 文学・書評
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