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新人事制度 大阪での報告①~③
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わが家の郵便受けにも先日、参政党のチラシが投函されていた。 チラシの表面では「参政党は外国人差別には反対です」と書いてある。 ところが、裏面では、こんなことを書く。 <今日本では、外国人による殺人・窃盗・性的暴行・傷害・詐欺等の事件が発生しています。> こう書かれた下に、クルド人男性と中国籍男性が去年犯した事件が一例ずつだけ挙げられる。 犯罪は日本人も起こせば外国人も起こす。ところが、チラシでは外国人の例だけを挙げる。あたかも、日本人は被害を受けるだけであって、犯罪行為に走るのはつねに外国人だけであるかのごとく。これが外国人差別だというのだ。 ところで、このあいだの土曜日(9月27日)の朝日新聞朝刊【オピニオン】欄に寄せられた佐伯啓思氏の論考には、この参政党の伸長のことも言及されていた。 思考のヒントになることも色々与えてくださる論考であるが、参政党について 「・・極右や差別主義者などという、やはり情緒的なラベル貼りで済ませてはならない。」 こう述べているのには、ハテ?と思う。 「情緒的なラベル貼りで済ませてはならない」というのは、その通りだ。しかし、先に紹介したようなチラシを各戸配布するような政治集団はやはり<極右>だし、<差別主義者>と言うほかないのではないか。そこはハッキリさせておかないとならないのではなかろうか。それを指弾することは「情緒的」でも「ラベル貼り」でもない。過去に日本で差別によってが引き起こされてきた惨事(たとえば関東大震災時の朝鮮人虐殺)をくり返さないために必要なことだ。 ところが、現在おこなわれている自民党総裁選では、高市早苗のそれを初めとして、参政党のデマ宣伝に倣ったかのような、客観的な根拠やデータと無縁な言動が目につく。「次の首相候補となる政治家を選ぶ総裁選で、こうした言説が飛び交うことは尋常ではない」と商業新聞の社説(朝日新聞9月29日)にさえ呆れられるありさまである。もともと右翼的な保守政治家が、参政党に煽られて地金を出しているのである。 その高市発言については下の過去記事の後半を参照されたい。 さて佐伯論考は前段で、参政党が主張する<日本人ファースト>を<「反グローバリズム」の言い換えである>と書く。だが、単なる言い換えではない。グローバリズムに対しては酔流亭だって批判を持つ。だからといって<日本人ファースト>などとは口が裂けても言わぬ。参政党のは「反グローバリズム」の差別主義的な言い換えである。 今日の午後は『伝送便』10月号の発送と編集会議があるが、その後この集会に参加しようと思う。 壊憲NO ! 96条改悪反対連絡会議の労働者・人民集会 排外主義を許さず 外国人労働者と共生する 日本社会を築こう 日 時:2025年9月30日(火)18:30開場 会 場:文京区民センタ-2階A会議室 講 師:鳥井一平(移住者と連帯する全国ネットワ-ク共同代表理事) 資料代:800円 主催: 壊憲NO ! 96条改悪反対連絡会議
by suiryutei
| 2025-09-30 08:32
| ニュース・評論
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