ミサイル基地化が進む宮古島から ～清水早子さんの講演のお知らせ

上の案内に書かれている文章を下に写します。

日本国政府は、沖縄・南西諸島(琉球弧)で中国に対する戦争を想定しつつ、 自衛隊基地の配備を強化し、高性能なレーダー・移動式ミサイル・大型弾薬庫などの設置を進め、小さな島々が戦争の舞台になる危険を高めている。住民の 生命は軽視され、自然の恵みに包まれて暮らす島の生態系や文化の破壊も行なわれる。ただ、こうした緊迫した状況については本土では十分な報道がなされていない。そのため関東や東北では関心をもちにくい状態にある。

しかし、いやま沖縄のみならず日本全国に点在する自衛隊基地で軍事行動の準備が進んでいるのである。これらの政策は「アジアヘの回帰」以降の米国の、中国を標的とする新たな世界戦略と歩調を合わせるもので、日本政府は「台湾有事は日本有事」と危機を煽り、憲法に反する方向に向かつている。

今回の企画では、長年、宮古島を拠点として軍拡に反対する活動を続けている清水早子さんから、政府の戦争政策の最前線に立たされている宮古島の状況を伺い、日本政府の戦争政策に抗する沖縄・南西諸島(琉球孤)と関東の人々の連帯による反戦・平和運動を構築してゆく足がかりとなる場にしたい。

【清水早子さんプロフィール】ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会共同代表。1995年より宮古島にて 教育労働者として就労。島の子どもたちと向き合いながら、島の軍事化に反対し、反戦反基地の市民運動に取り組んで四半世紀。 

日時＝2025年10月15日（水）18時30分〜21時

場所＝本郷文化フォーラム・ホール
（文京区本郷3-29-10飯島ビル1階）

主催＝HOWS（本郷文化フォーラム・ワーカーズスクール http://www.hows.jpn.org/ ）
連絡先＝TEL.03-3818-6671
　　 hows@dream.ocn.ne.jp