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新人事制度 大阪での報告①~③
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1975年10月15日から郵便局で働き出した。最初の職場は東京駅丸の内南口を出てすぐ目の前にある東京中央郵便局であった。ここは現在は〔KITTE〕という商業施設に変貌している。 つまり一昨日は酔流亭にとっては、ちょうど半世紀目の<就職記念日>であった。 そのことを前日まですっかり忘れていた。ところが、前日にあたる14日の更新記事で鰻を話題にしたところ、Jiro Shiraiさんがフェイスブックを通じて、鰻というのは何か特別の記念日に食べるものという趣旨のコメントを寄せてくださり、それで、ああ、そういえば15日は就職記念日であったと思い出した次第。 しかし、15日当日は、昨日の更新記事に書いたとおり、自衛隊のミサイル配備が進む宮古島から清水早子さん(ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会)を招いての講座があった。講座は夜9時過ぎに終わり、ホテルに向かう清水さんを見送ってから会場を辞したのが9時半。帰宅は11時になった。 寝る前に和歌山の酒〔黒牛〕を冷やのまま一升瓶から蕎麦猪口にトクトクトクッと注ぐ。盛り切り一杯で七勺ほどであろうか。肴は沢庵。 記念日の、こういう酒も、また、よし。 さて翌16日、つまり昨日だ。小さな会合があって、また都内に行った。会合は午後5時過ぎに終わる。飲食店がちょうど夜の営業を始める時刻である。 馴染みの中華の店に寄った。 卓につくや壁に貼られた品書きに「よだれ鶏」とあるのが目に入る。 前夜(15日)盛り切り一杯の冷や酒を飲みながら手にとった夕刊に津村喜久子さんの随筆が載っていて、この料理に触れていた。 茹でた鶏肉に辛いタレをつけて食すもの。 しかし、津村さんは料理名から「高熱か何かで地面によだれを垂らしてトサカを真っ赤にして苦しんでいるニワトリ」を連想してしまうらしい。 実際は、思い出すとよだれが出てくるほど美味い、ということから付いた料理名だそうだが。 津村さんには『水車小屋のネネ』という作品がある。人間と会話もどきをやってみせるヨウム(オウムの一種)が登場して、ネネというのはそのヨウムの名前。 鳥類については繊細な感覚をお持ちなのだろう。 ともあれ「よだれ鶏」というのは美味しかった。温めた紹興酒で一日遅れの<就職記念日>を祝う。一緒にいた友人にも祝ってもらった。
by suiryutei
| 2025-10-17 08:24
| 身辺雑記・自然
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