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新人事制度 大阪での報告①~③
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こんど酔流亭の職場では、職員が労働組合に入っているかどうか、入っているならどの組合に所属しているかを、管理者が職員ひとりひとりに聞いてまわるんだそうだ。こんなこと、管理者が首をつっこむようなことだろうか。 目的は、「労働基準法に基づく各種協定締結に必要な職員の過半数を占める労働組合の確認」だとか。 たしかに、職場には現在、労働組合は四つある。しかし、どの組合がどれだけ組織しているかなんてことは、各組合の窓口を通じて把握できることだろう。今までもそうしてきたはずだ。一人ひとりの職員に直接聞く必要は無い。 実際には、正職員の場合は、誰がどの組合に加入しているかは、職場ではみんな知っている。もう何年、何十年と勤続しているのがほとんどなのだから。 問題は非常勤職員だ。正職員と比べて、身分が不安定で立場が弱い。当局に睨まれたら不利、いつ雇用契約を切られるかわからないという不安がある。そういう状態で、たとえば当局と対決的な方針を出している組合に所属していると管理者に伝えるのは、かなりの覚悟が要るだろう。 といって、管理者に訊かれたとき答えなければ、それで「睨まれる」かもしれない。加入している事実を隠したとすれば、「虚偽の申告をした」として解雇の口実にされる可能性もある。 つまり、当局と対決的な姿勢をとる労働組合に職員が加入することへのかなりの牽制になる。これは団結権の侵害にならないだろうか。 そこで、酔流亭が所属する労働組合の日刊紙を見てみた。驚いたことに、こう書いてある。 「この作業は、個人情報保護法の施行に伴い、職員個々の労働組合加入状況を直接本人から聴取し把握する必要があるもので・・・その主旨を踏まえ了承したものです」。 何考えているんだ、こいつら。個人情報保護? ならば、それは使用者に対してこそ職員が保護されなければいけない情報じゃないの? 酔流亭のところに管理者が聞きに来たら、「あなたに答える必要はありません」と言うつもりである。
by suiryutei
| 2005-09-23 18:13
| ニュース・評論
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Comments(4)
わたしの見聞きする範囲ではありますが、
いまの労働組合のトホホ加減には、ほとほとうんざりしています。 そもそも組合運動が出世のためなんて、話になりません。 社外役員のほうがまだ頼りになるというか(苦笑)。
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戦後の日本社会では、労働組合は「民主主義のために闘う勢力」といちおう位置づけられてきたはずですが、じつはその内部はものすごく非民主的で、自民党の国会運営よりひどい組織運営が日常茶飯になっているようです。少数意見の排除・抑圧が「団結を守るため」と言って正当化される。団結とは、使用者に対してのものだったはずですが。
組合に限らず、組織なんてのは、1年くらいですぐに形骸化してしまう
もので、長いサラリーマン生活で、いやというほど味わってきました。 元々組織と言うものは、人間の熱い血だとか、汗がすぐに、下から上 まで伝わるように、また、生の声が、上から下まで流れるように、 作られるものなんですが、その目的を忘れて形だけで運用するから すぐに動脈硬化を起こしてしまいます。 ソニーあたりでもそうなんですから、我々凡人の集まる組織は、いつも メンテナンスが必要だと言うことなんでしょう。 IT文化の組織に、そもそも上下のラインが必要かどうかも疑問ですね。
組織というのは、たしかにそういうものなのでしょうね。或る目的があって作られたものであるのに、その目的より組織自体がどう生き残るかに汲々としてしまう。労組の役員について言えば、彼らだって運動に飛び込んだときは反骨心や正義感は人並み以上に持っていたはずです。それが長年やっているうちに「組織をまわす」ことばかりに頭が行ってしまうようです。組織そのものを否定するつもりは無いのですが、批判精神をどんなときにも忘れてはならないと思います。
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