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今年最後の土曜日である。朝刊は、もう年末だから別刷りの土曜版は無く、本体に掲載される読書欄も年末バージョンになって、各書評委員が推す<今年の3点>を特集している。 3冊×19人=57冊となるが、僅かに重複もある。それでも50数冊あるうち、酔流亭が読んだ本は1冊も無いのが情けない。野矢茂樹氏(哲学者)がトップに挙げる『僕は鳥の言葉がわかる』(小学館)の著者・鈴木俊貴氏は高校(国立市にある桐朋高校)の後輩だそうなので、なんとなく嬉しい。もちろん面識はないが。 朝刊紙面に倣って、酔流亭も<今年の3点>を挙げてみよう。 2点はすぐ決まった。『別れを告げない』(ハン・ガン著)と『ジェイムズ』(パーシヴァル・エヴェレット)である。もっとも、『ジェイムズ』は今年6月刊だが、『別れを告げない』のほうは日本国内で発売されたのは去年12月だ。厳密に言うと<今年の3点>にはならないけど、大目に見てもらおう。 3点目はどうするか。夏に読んだ『継続する植民地主義の思想史』(中野敏男)を挙げたい。これも、いま奥付を見たら去年12月1日に第一刷発行とある。これも大目に・・・。 『別れを告げない』の感想は『伝送便』誌6月号に書いた。 上に貼り付けた文章は1000字ほどの短いものだけれど、『言論空間』という雑誌の26年1月1日発行予定号にもう少し長いものが載る予定。同誌が発行され次第このブログにも転写します。 『ジェイムズ』については【いてんぜ通信】25冬号(12月1日発行)への寄稿の後半に書いた。 『継続する植民地主義の思想史』からは多くのことを学んだ。しかし感想はまだどこにも書いて(書けて)いない。来年の宿題である。
by suiryutei
| 2025-12-27 09:25
| 文学・書評
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Comments(2)
僕ははじめての日本国債 服部孝洋だけ。今年それなりに本を読みましたが人により興味関心が違いますから。
ちなみに日経読書欄エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10の第一位 スティグリッツ 資本主義と自由 僕には経済学的な部分は退屈で米国政治に関して民主党支持する立場から共和党の大統領たちをこきおろし、共和党が選挙区を自分たちに有力にする、ゲリマンダーといいます、ことで民主主義を歪めていると主張するも今年カリフォルニア州が民主党有利になるよう選挙区変え当該箇所は今ではあてはまらなくなり、また、欧州で社会民主主義が上手くいっていないが社会民主主義が良い、進歩的資本主義とか言い82歳のノーベル経済学賞受賞者の著作はそんなに高く評価されるべきなのか、日本のエコノミスト、学者は左派的な見方を好む人が少なくないなと思いました。未読でしたら400ページくらいですが年末年始など読んでみてもよいかもしれません。
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星の王子様さん、コメントありがとうございます。
日経新聞読書欄経済図書ではスティグリッツの著作が1位でしたか。400ページ。ボリュームありますね。良心派とは思うのですが。
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