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昨日の元旦は、旧臘29日の更新記事に予告したように、歌人・永田和弘氏の一年前に倣った。 「朝に飲み昼すこし飲み夜を飲む」 元旦くらいは「まあいいだろう」。 そんなふうに朝酒をやっているとき連れ合いからお年玉をいただく。 ありがたいことである。 ありがたい、といえば、【デジタル労働者文学】第3号のプリントアウト版が大晦日に届いた。もちろん労働者文学会の発行。 その全作品はインターネットで1月1日付けで公開されている。デジタルとあるように、むしろネット上が本土俵である。どなたでもアクセスできますので、お時間があるとき目を通していただけると嬉しい。 〔Web編集委員・後記〕のうち酔流亭執筆のものだけ転写しておきます。これとは別に寄稿作はまた後日に紹介します。 去年読んで印象に残った本の一冊は『ジェイムズ』という小説だ。2024年の作品だが、日本では去年6月、河出書房新社から出た。作者パーシヴァル・エヴェレットは1956年生まれのアフリカ系米国人というから、今年古希を迎えるわけだ。筆致が若々しいのは同世代(55年生まれ)の私として嬉しい。マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』のスピンオフ(番外編)のような。すなわち『ハック・・』における少年の相棒であった黒人逃亡奴隷ジムがここでは主人公であり、語り手である。重要なのは、逃避行の途中で彼が手に入れる鉛筆だ。たった一本の鉛筆をジムに渡したために、黒人奴隷ヤング・ジョージは「主人の持ち物をくすねた」廉で鞭打たれ、吊るされ(縛り首にされ)る。小説が結末を迎えた後、ジェイムズはその鉛筆で書き始めるだろう。こんな理不尽な差別と闘うために。書くことの意味を教えてくれる一冊である。 ※小説『ジェイムズ』について、もう少し詳しくは、この更新記事に。
by suiryutei
| 2026-01-02 07:06
| 文学・書評
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