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山梨県で起きた山火事がなかなか鎮火しない。上野原と大月の間のあたりだという。 報道で<大目>という地名がしばしば出てくる。ずっと前に読んだ『貧困旅行記』(つげ義春 著)を思い出した。1991年の刊行当時すぐ買った本である。 この本に<旧甲州街道に残る犬目宿>というところが出てくるのだ。〔猫町紀行〕という章である。漂白癖のある漫画家は、友人と車でそこを目指し、ところが道に迷ってたどり着けなかった。いや旧宿場跡らしい隠れ里のような集落を通り過ぎて、あるいはそこが犬目?とも思いかけたが、結局確認できず、帰途に着いたようだ。 いま山火事によって延焼の危機にさらされている大目地区とは、この犬目のことではないだろうか。ネットで調べると、どうもそうらしい。 つげ義春は道に迷いながら、萩原朔太郎の『猫町』を読んだときの体験を思い出す。 「『猫町』とは、もの思いにふけりながら散歩する癖のある詩人が道に迷い、白昼夢とも幻想ともつかぬ猫の町に迷い込んでしまうという話である。」(晶文社刊、103~104ページ) つげは、犬目という地名から、犬→猫という連想がはたらいた。 そのときの訪問の翌年、1970年に大火があって犬目宿は大半が焼失した。そのことをつげ義春は数年後に辺りを再訪したとき土地の人から聞く。 ともかく山火事が早く鎮火することを願う。空気は乾いているし、風は強い。なかなか大変だろうが。
by suiryutei
| 2026-01-14 08:50
| 身辺雑記・自然
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