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朝日新聞の昨日の朝刊の中ほど、〔オピニオン〕のページの下段に載った中井大助記者(同紙のアメリカ総局長)執筆のコラム『多事奏論』を読んで、ゾッとした。 イラン戦争に関しての記者会見でのヘグセス米国防長官の言辞のいくつかを紹介しているのである。 <米国の武力の優位性は、嬉々と誇示する。イランに「終日、空から死と破壊」がもたらされるとし、「公平な戦いではない。倒れているところを殴っているのだ。そうであるべきように」と語った。> 2月28日にイランの学校がミサイル攻撃され、175人もが死亡したのはアメリカによるものである可能性を問われても「調査する」とだけ述べ、<一か月以上にわたって、それ以上の言及はない>とのことだ。 親分のトランプからしてそうだが、まともな感覚ではない。こういう人間が、世界最強の軍事力を持つ国で、その軍事部門のトップにいるのだ。 なお中井記者はヘグセスの肩書きを<国防長官>としているけれど、去年出された大統領令で、米国防省は<戦争省>と呼ばれることになったのではなかったっけ。去年10月、ヘグセスが来日して小泉進次郎・防衛相と会談したとき防衛省は<戦争長官>という肩書きで彼を呼んだと、朝日新聞去年10月27日付けは報じている。 水島朝穂さん(早大法学部名誉教授)のブログ〔平和憲法のメッセージ〕3月11日更新記事で見かけたおぞましい写真も思い出す。これ、ヘグセス本人だよな。 ![]() “Hegseth”“tattoo”でクロス検索すれば、おぞましい写真がたくさんヒットするだろう。インドメディアが報じたのが上の写真である。もともとエルサレム・クロス(Jerusalem cross)は、エルサレム王国(1099年以降)の紋章として用いられていたものである。十字軍に関連するキリスト教の歴史的シンボルだが、近年では極右過激派のなかでも好んで使われている。100人以上の人間を海に沈めて殺す行為を「静かな死」と呼ぶのはまともな神経ではない。トランプ政権を支えるキリスト教福音派の思想と行動とも関連しているのではないか。トランプにせよヘグセスにせよ、イランというイスラム国家を叩きつぶすという十字軍的な香りが漂ってくる。福音派による聖書解釈を、戦争の正当化に最大限利用しているのだろう。ホワイトハウス信仰局長の危うさはすでに述べたが、トランプ2.0のその意味での危うさが、今回のイラン攻撃の背景にあるように思う。 上は、水島ブログ3月11日更新記事から引用。ブログ全文はこちら。 ならず者国家、アメリカとイスラエルの侵略戦争を止めよう!
by suiryutei
| 2026-04-22 06:03
| ニュース・評論
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