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4時半ごろ起き出して、カーテンを開く。明るくなりだしていて、薄い雲を透かして月が見える。 まだ丸いけれども、欠けてきてもいる、そんな感じだ。2日が満月だったので、もう四日がたつ。この連休は好天とは言えなかった。雨が止んでからはごうごうと強い風が吹いたし。東京湾アクアラインが強風のため通行止めなんてニュースを聞いたのは一昨日であったか。 おかげで、この数日、夜空を眺めるということもしなかった。 さてラジオを点ける。4時半過ぎというとNHK〔ラジオ深夜便〕がまだ続いている(放送終了は5時)。3月までは3時台・4時台はAMでもFMでも聴けたが、新年度になってNHKの番組編成が変わったらしく、この番組は最初から最後までAMだけの放送になった。 しゃべっているのが小説家の五木寛之氏であるのが、聴いているうちにわかった。「暗愁」という言葉を出している。いまや死語となって、字引にも載っていないが、かつてはよく使われた言葉なのだという。「暗いとか弱いということですか」とアナウンサーが訊くのに、それとは違うと五木氏。ブルースという語を引いて、暗いのには力がある、強い、というようなことを言う。 途中から聴いたので、どういう流れでその言葉(暗愁)に言及することになったのかよくわからないし、放送時間も尽きかけていた。しかし、酔流亭がふと思ったのは、ブルースに音楽を連想したからでもあろうが、一昨日の更新記事でも触れた、ビリー・ホリディが歌う『奇妙な果実』のことである。 あの歌は、とてつもなく暗いけれども、強い。 下の写真もビリー・ホリディ自伝『奇妙な果実』(晶文社刊)の中に挿入されていた。 なお「暗愁」をネットで検索してみたら、慶応丸の内シティキャンパスのサイトにこんな記事を見つけた。慶應義塾にはこんなキャンパス?もあるんだ。
by suiryutei
| 2026-05-06 08:15
| 音楽
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Comments(2)
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