新人事制度 大阪での報告①~③
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夕食は予想通り、川魚料理のオンパレードである。鯉の洗いが出て鮎の塩焼きが運ばれてきて鰻の蒲焼と続く。一年分の川魚を一晩で食したような気分。それぞれに美味しかったけれど。 鮎は頭のところに「郡上天然鮎」という白い札が添えられている。ものすごく大きかった。10月の末ともなれば一年魚の鮎はもう成長しきったところであるから、大きいのは当然だが、食べどきとしてはどうか。それでも、この時季にして、なおこれだけの味を保っているのはさすが郡上の鮎というべきか。郡上八幡の町なかを流れる吉田川はやがて長良川に合流するのであるが、水質が良いので川底の石につく苔も良質で、だから吉田川までのぼってきてその苔を食べる鮎も長良川より美味しいという話を聞いたことがある。 酒は「母情」という銘柄の地酒。ありがたいような、なつかしいような、そしてときにちょっと重いような・・・。口に含むと、トロリとした味だった。 夕食の前に町を散策した。あちこちに湧き水がある。有名な「宗祇水」を柄杓ですくって飲んでみた。やわらかな味。街はずれに折口信夫の歌碑が立っている。折口が訪ねたのはこの町に大火事があった後らしい。こんな歌であった。 焼け原の町のもなかを行く水のせせらぎ澄みて秋近つけり
by suiryutei
| 2005-10-29 10:55
| 旅行
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