新人事制度 大阪での報告①~③
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『世界』という中国の映画を観てきた。高度成長を続ける現代中国での若者たちの生活が垣間見える。 北京にある、世界中の建物のミニチュアを集めたテーマパークでヒロインは働いている。エッフェル塔とかビックベンとか貿易センタービル(あの9.11で破壊されたやつ)とかスフィンクスを小さくした模造品が並び、「一日で世界を一周できる」がその公園の謳い文句らしい。ヒロインはそこのアトラクション・ステージのダンサー。公園の警備員をしている彼氏がいる。彼らの日常は淡々と、しかし小さな出来事が起きながら続いていく。 漂っているのは、或る種の閉塞感である。なんとなく満たされていない。男のほうは別の女と逢ったりしているし、女のほうも金持ちの男に誘われて揺らいだりする。 どこの国の若者も一緒だなあ、と思う。そういえば彼らも携帯で連絡を取り合う。日本の同世代と同じだ。都市部の高成長の一方で地方が荒廃していっているらしいことも、格差がどうしようもなく開いていることも。 この映画、昼間観る予定だったのだけれど、上映は夕方からの回であることが当日、銀座で友人たちと集まってからわかった。それで映画の前に[ライオン]に行った。銀座のシンボルのひとつのような有名なビアホールだが(ランチタイムは安い)、酔流亭は初めて入った。タイル張りの壁。店内は銀座の歴史を感じる。生ビールと黒ビールを交互に飲む。映画の始めのほう10分くらい、寝てしまった。
by suiryutei
| 2005-11-29 10:10
| 映画・TV
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