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蕎麦屋のことはいつもそうなのであるが、前橋に[浅川屋]という蕎麦屋があるのを知ったのは、まず妻である。[浅川屋]のご店主は時々東京に来る。そのとき夢八さんが妻と彼とを引き合わせた。それで、すっかり意気投合したらしい。 その夢八さんがこの店を知ったのは、蕎麦喰い師さんの情報による。かくて、二人の先達に導かれて、われわれ夫婦は[浅川屋]の蕎麦と相対することになった。 前橋文学館から30分ほど歩いた先に、目指す店はあった。午後1時半。昼どきの混雑は過ぎて、旅先でゆっくり蕎麦屋酒をやるには一番よい時間帯だ。 まずビール。エビスである。肴は揚げ蕎麦に独特の餡がかかったもの。餡には金砂郷産の蕎麦の実が入っている。 妻は酔う前にと、金砂郷蕎麦と名付けられた特製のもり蕎麦をまず一枚たぐる。酔流亭もすこし分けてもらったが、これが美味い。上々の滑り出しである。 ついで酒に移って、「黒龍」「松の司」「徳次郎」「結人」と続く。肴は長葱とおかかを和えたもの・天麩羅(人参と穴子)・サラダ・鶏を焼いたもの・・・・。 酒の銘柄は料理に合わせて変えてくれている。 それから、いよいよ蕎麦になって、「満天」と名付けられた蕎麦・田舎・最初に少し手繰った金砂郷蕎麦と、三種を堪能する。酔流亭は、普段なら蕎麦屋で飲んだ〆は、蕎麦は食べることは食べるが、ほんの少しだけでいい。それなのに、今回はこの三つの蕎麦全てを食べて、じつに満足した。蕎麦って、美味しいものですね。 (この日の蕎麦と料理について、詳しくは2/23の『花まき日記』を読んでください) しかし酔流亭は、蕎麦以外のメニューも気になっているのである。横の卓にいた二人連れが食べていたうどんが美味しそうだった。品書きにはカツ丼やカレーうどんもある。蕎麦前の料理にあれだけ非凡な腕を振るうご店主だ。丼物なんか、さぞ旨いだろう。 あれから、はや一週間。[浅川屋]の蕎麦をまた食べたいという思いと、品書きにあるもの全部たいらげたいという気持ちが、どちらも日増しに強くなってきている。前橋なんか、上野から快速に乗れば2時間たらず。また行くぞ! ![]()
by suiryutei
| 2006-02-27 09:23
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(5)
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