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新人事制度 大阪での報告①~③
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民主党の新党首になった小沢一郎氏が「年功序列と終身雇用は日本社会が考えたセーフティ・ネットの最たるもの」と発言して、非正規雇用の拡大に反対する方向を示したことが、新鮮さを感じさせるものとして受けとめられているようだ。同氏は小泉総理に劣らぬ市場原理主義者と考えられてきたからである。酔流亭も、ちょっと驚いた。 非正規雇用が際限なく拡がり、働く者を使い捨てにすることが当たり前になることに反対という点では、小沢氏とも“共闘”できるだろう。しかし、いささか気になるのは、小沢氏が続けてこう語っていることである。 「・・非正規社員ばかり採用すると、忠誠心がなくなる。自分の会社に身を埋める層を確保する方が会社にとってもよい」(4/11朝日朝刊)。 かつて水俣でチッソの工場前に座り込んだ水俣病患者たちに暴力をふるったのは、会社に忠誠するチッソの従業員であった。そういう従業員の層を終身雇用によって維持しておくことが会社にとっての防御線になると小沢氏は考えているようである。つまり小沢氏の言う“セーフティ・ネット”とは、勤労者の生活を守るというより、企業にとってのものなのである。 企業に見も心も縛り付けられ“社畜”と言われるような状態から自らを解き放とうと、私たちはまがりなりにも努力してきたのであった。非正規雇用が拡がれば、企業と人格的にも一体化したような会社人間像は、たしかに崩れていく。しかし、それは私たちが求めてきたような“個の確立”“人間性の解放”へではなくて、勤労者の生活がいっそう不安定になるという方向へである。そして、じつは生活の不安定化は、企業からの独立ではなく、さらなる従属をもたらすだろう。いつ首を切られるかわからないのでは、人は言いたいことも言えないのだから。 とはいえ、それへの防衛線が、これまでの“社畜”状態の維持というのでは、かなしい話だ。 “小泉流”と闘い、“小沢流”とも一線を画す。いわば“二正面作戦”で行かなければなるまい。
by suiryutei
| 2006-04-16 08:44
| ニュース・評論
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Comments(2)
私の父は、県で勤続年数が長いとのことで表彰されました。しかし、その数年後、60歳定年に後2年というところで、指名解雇になりました。
定年後に会社の保養所を利用した招待旅行を楽しみにしていましたが、それも出来ず残念がっていました。 その、指名解雇を言い渡した上司も、会社への忠誠心で憎まれ役を果たしたにもかかわらず、その後、解雇になりました。 会社は、赤字を理由に指名解雇をしましたが、創立100周年を100億円の計上利益で祝いました。 会社への忠誠心て何でしょう。 定年があるサラリーマンを嫌って、脱サラをした私は、毎日アップアップしています。
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花筏さん、こんばんは。
お父上が指名解雇に遭ったとは、苦労されたことでしょうね。「赤字」を理由に解雇しておいて、じつは凄い利益を上げている・・・現在の日本経済全体もそうなっているようです。 花筏さん、脱サラされていたんだ。
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