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NHKBS放送で、今週は山田洋次監督の映画が毎晩放映されていた。そのうちの『息子』(月曜放映)と『遥かなる山の呼び声』(火曜放映)の二本を視た。 『息子』(1991年)で、永瀬正敏演じる「息子」は、はじめは今で言うフリーターである。居酒屋のバイトなどを転々としている。やがて、かなり労働条件のきつい零細工場に就職し、製品の納入先で働いている娘(和久井映見)と好き合うようになる。 印象的だったのは、彼がその娘を父親(三国連太郎)に会わせる場面であった。娘は聾唖者なのである。耳が聴こえないし、しゃべれない。それで、「息子」は、交際を父親から反対されるものと思い込んでいて、「何と言われようと、オレはこの人と一緒になるんだから。反対したってダメだよ!」と力みかえる。 ところが、いくらか老け込んできたとはいえ人生の辛酸を舐めている父親は、娘に障害があることなど、てんから問題にしないのだ。彼女の仕草から、その人柄を一目で見てとり、娘のことをすっかり気に入ってしまう。山田洋次監督らしい、いい場面であった。 『遥かなる山の呼び声』は1980年の作品。酔流亭は公開当時、映画館で一度観ている。 この映画の前に、やはり高倉健・倍賞千恵子の主演で、世評高い『幸せの黄色いハンカチ』がある。そのため、この作品はどうも二番煎じというイメージで見られているのではないか。舞台もやはり北海道だし。 さらに、あの西部劇の『シェーン』と、設定がちょっと似ているのだ。流れ者がふらりと牧場に現れ、そこの母子に慕われるけれど、事情があって去っていく。 それで、二重に二番煎じと受け取られ、『幸せの黄色いハンカチ』の陰に隠れてしまっているようなところがあるように思う。しかし、酔流亭の好みを言わせてもらえば、その二作より本作のほうが好きである。 高倉健が、明日は去っていくと倍賞千恵子に告げた、その夜遅く、男は女が寝ている棟の戸を叩く。その小さな牧場の経営を支えていた大事な牛が産気づき、しかも難産なのだ。女は、男が去る前に逢いにきてくれたものと一瞬思い、しかし、すぐそうではないことを知る。そのときの賠償千恵子さんの表情が哀切で素晴らしかった。 そういえば『マイ・ラスト・ソング』のchaotzuさんが贔屓している女優は倍賞千恵子であった。
by suiryutei
| 2006-08-05 09:12
| 映画・TV
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Comments(9)
私も彼女は好きです。やはり「さくら」ですね。(笑
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なるほど、『遥かなる・・』の方が味わいはありますね。『黄色いハンカチ』の倍賞智恵子、レジで高倉に、「奥さん、病気なの?」と訊ねるシーンもいいですね。
男女間の台詞では、『橋のない川』の大谷直子の、「言うてくれはったら、ついていきますけど・・」、高橋悦史の、「そういうわけにもいきまへんやろ」、大谷直子の、「ほんまでんなぁ、そういうわけにもいきまへんなぁ」。 おとなの愛の告白なんて、こんなもんでしょうね。さらりとして、しみじみとした情感だけが残る。
フォーラム色川のイベントですが、大盛況でしたね。
昨日朝に私のブログにてコメントして下さったのに見ていなかったので、酔流亭さんを会場で見つけることができず、またイベント後に予定が入ってしまったので、ご挨拶もすることが出来ずそそくさと帰ってしまい、すみませんでした。 9月からの読書会に参加しようと思っておりますので、またそのときでもお会い出来ればと思っております。
佐平次さん、おはようございます。
『男はつらいよ』における倍賞千恵子は、日本映画史上究極の助演女優賞ですね。
きとらさん、おはようございます。
その『橋のない川』は今井正のではなくて、あとのほうで作られた映画ですか。観ていないのですが、味のあるやりとりですね。
大使さん、おはようございます。
昨日、来てくださったんですね。 会場の使用時間ギリギリまでずれこんでしまったので、大急ぎで後片付けを手伝ったため、大使さんを捜すゆとりがありませんでした。申し訳ない。 終わってすぐ、壇上の壁に貼ってあった白い布や紙を剥がしていた黒いTシャツが私でした。 次の機会を楽しみにしています。
おはようございます。大変遅くなりましたが、先日のご来店頂きありがとうございます。国分寺駅を通過する時の酔流亭様の気持ちがよく伝わってきます。それだけでも嬉しいです。
ボクシングの件・・・私は仕事をしていたので良く解かりませんが、チャンピオンベルトより大切な物があると思う。それは素直で正直な気持ち・・・真のチャンピオンはそこにあると思う。
[義蕎]さん、おはようございます。
先日はご馳走様でした。どれも素晴らしかったです。さらしな、また食べたい! じつは昨日も国分寺に用事があったのですが、大人数の宴会になったため、[義蕎]さんには伺うことができませんでした。南口マルエツ3階にある居酒屋で飲み、そのあと[アミー]でコーヒーにして帰りました。 改めて出直して国分寺に行きます。 ボクシングのこと、同感です。
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