新人事制度 大阪での報告①~③
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今週は泊まり勤務が続く。一晩働いて、朝帰って昼間寝て、夜また出勤。だから日記に書くことが無くて困ってしまう。 こんな日々のなかでのささやかな愉しみは、帰宅してからの朝食で飲む少量の酒(ホントに少しですよ。夜の出勤時に酔いが残っていてはマズいから)、すなわち晩酌ならぬ朝酌と、あとは通勤電車の中で読む新聞ということになる。 ・・・ということで、最近の新聞記事からの話題。 一昨日(19日)の朝日新聞夕刊の「メガロポリス 街・・・ひと」という連載記事に、浅草の喫茶店[バッハ]のことが紹介されていた。酔流亭は以前は時々この店のコーヒーを飲んでいたものである。じつに美味しい。東京で一番だと今でも思っているのだが、00年の沖縄サミットでは晩餐会にこの店の「バッハ・ブレンド」が供されたと記事にある。それは知らなかった。 この店のユニークなことは、その立地である。台東区日本堤一丁目。つまり山谷のドヤ街にあるのだ。周囲にはドヤと呼ばれる簡易旅館が立ち並んでいるし、日雇いの労働者がよくコーヒーを飲みに来る。 「・・『酔っ払いお断り』 入り口の貼り紙は、開店当初からの鉄則だ。その代わり、泥だらけの服を着た人でも、きちんともてなす。・・・いつしか、店の床にたばこをポイ捨てする客はいなくなった」(記事から)。 銀座に出店したらという誘いもあったが、店主の田口文子さんは断わった。 「踏みとどまったからこそ、外から人を呼ぶ力がついた。山谷に偏見のない人の流れが生まれて街がにぎわえば、ここで暮らす人たちも元気になる」。 酔流亭の親族の、今年19歳になる女の子がまだ赤ん坊のとき[バッハ]のご店主が抱いてあやしてくれたのを見た記憶がある。酔流亭が時々出入りしていたのはそのころのことだから、もう10何年も前になるわけだ。 最近足が遠のいているのは、ちょっと遠いこと(JR南千住駅から歩いて10分ほどかかる)と、今はコーヒーはもっぱら自宅で飲むようになったからだけれど、久しぶりにまた出かけて行きたくなった。 [カフェ・バッハ]のサイトはこちら。 http://www.bach-kaffee.co.jp/
by suiryutei
| 2007-02-21 19:52
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(8)
この記事を読んで私も久しぶりにコーヒーを飲みに行きたくなりました。
最後の一文が心にしみましたね。
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suiryutei at 2007-02-22 09:51
小マメ太郎さん、おはようございます。
そういえば、このまえ[香り家]でご一緒したあと寄ったカフェで我ら夫婦が飲んだカプチーノは美味しかったですよ。それから今朝わが家で淹れたコーヒーは私にしては久しぶりに上手に出来ました。
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suiryutei at 2007-02-22 11:24
YUKI-archさん、おはようございます。
喫茶店は本当に数が減りましたね。ドトールやスタバで手頃な値段で飲めるようになったのはいいけれど、一昔前の喫茶店が懐かしくもあります。 東京で私が好きな喫茶店は、山ノ上ホテルのコーヒーパーラー[ヒルトップ]、神保町の[ミロンガ](いつもタンゴが流れていて、世界各地のビールも飲めます)などです。
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ginsuisen at 2007-02-23 00:50
fuku(ginsuisen)です。
わー、なつかしい。ミロンガにラドリオ(もう昔のおもかげなしですね)、キャンドルはまだありますかー。 水道橋のほうの李白(最初はもつぁると)もよかったですね。 それから斎藤コーヒー店も。 学芸大学にアンクルブーブーという、自家焙煎・ネルドリップで入れる店があったのですが、最近行ったらありませんでした。 ほんとうにこのごろ美味しいコーヒー店ないですね。お邪魔しました。
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suiryutei at 2007-02-23 16:32
fukuさん、こんにちは。
神田のあの界隈にお詳しいんですね。キャンドルというと、入り口のところの・・・でしょうか。違ったかな。近日中に出かけて行って、たしかめてきますね。 [李白]へは、20何年か前に入ったような記憶があります。店内で読書はご法度だったような・・。お店はまだあるけれど、建物が替わったように思います。 喫茶店には青春時代の思い出が色々ありますね。
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ginsuisen at 2007-02-23 23:10
またお邪魔します。
fukuです。李白・引越してました。経堂だそうです。引越しの前はhttp://shinjuku.cool.ne.jp/cafenasci/cafe/kouhiiRIHAKU.htmに詳しい店内写真がありました。
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suiryutei at 2007-02-24 18:38
fukuさん、こんばんは。
あ、李白は経堂に移ったのですか。カン違いしてました。 そういえば松江に「李白」という銘柄の酒があって、なかなか美味しいです。詩人の李白も好きです(酒を愛した詩人、これ全て我が人生の師)。
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