新人事制度 大阪での報告①~③
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■2003/07/28 (月) 20:23:28 梅雨いまだ明けず・・・ 昨夜の義蕎の会はよほど愉しかったようだ。話をする女房の表情がキラキラかがやいている。女房の幸せは酔流亭の幸せでもあるから私もうれしい(この会についてはリンク集のしおんさんと花まきさんの日記をご覧ください)。 さて今月26日はキューバ革命の50周年だったという。堀田善衛『キューバ紀行』によれば、1964年の革命記念祝典に招かれたモンカダ要塞襲撃事件の死者の遺族たちは革命側の闘士だけではなく、あのとき政府側の兵士だった者の両親も含まれていた。カストロはこう演説する。「われわれに抗して戦いに死んだ勇敢な兵たちの妻や子供たちも、平等に保護され、援助をうけねばならない。彼ら(死んだ兵士たち)はキューバの不幸について責めがあるわけではない」。 これはパフォーマンスであったかもしれない。しかし、であったとしても、それは或る思想に裏打ちされたものであり、その思想とはヒューマニズムと切断されるのではなく、それをおしすすめていった先に形成されたものである。 「9・11」の事件のあと、知人の新左翼の活動家と話していて、彼があの数千人にのぼる死者のことを「当然の報い」と平然と言うのを聞いてショックを受けた。さらに後日、今度はいわゆる旧左翼の知人が「テロリストの心情への共感」云々と口にするのに私は「こりゃだめだ」と心底ガックリきた。たしかにアメリカの非道、今回のイラクへの戦争にみるがごとくである。しかし「9・11」の死者の中にアメリカ政府なり多国籍企業の指導的位置にいた人間がどれだけいたか。ところが日本の新旧左翼の一部はアメリカ人の血が流されさえればそれを歓喜し喝采するらしい。口では同じ思想を唱えていたとしても、彼らとキューバの革命を担った人達とは月とスッポンの差があるように思われる。 どうも固い話で失礼しました。酔流亭は明日から夏休みで仕事を一週間休みます。そのあいだ何をしてるって? もちろん「酒と蕎麦の日々」ですよ。
by suiryutei
| 2003-07-28 21:33
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