新人事制度 大阪での報告①~③
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■2004/09/11 (土) 17:21:44 あれから3年 3年前の「9・11」が世界にもたらしたものを思えば、酔流亭の身辺で起きたことなど、まったくとるに足らないことなのだが・・・。 あの当時、酔流亭は職場の有志と共に手書きのビラを月に一度発行していた。職場の状況や労働組合のありかたについて「これでよいのか?」という問題提起を行うことが目的であったから、そういう性格上、その“有志”たちの中には左翼党派の活動家もいた。 「9・11」の直後に発行したビラで酔流亭はあの事件について思うことを述べた。背景にはアメリカが世界を搾取している構造があること、しかしそのアメリカと闘うのに自爆テロというやり方は間違っていると書いた(まあ誰でも言いそうなことだが)。 まず厚生課の課長に呼び出された。労務担当の元締めだから当然である。しかし前任者は「あなたの文章は味がありますねぇ。でも私の立場としては職場で撒かれるのは困るんですよ」といった感じのわりとソフトな対応だったのが、そのときの課長は自分がTVドラマの刑事かお代官にでもなったつもりでいたらしく「こんなもの撒くんじゃねぇ」「仲間は他に誰がいるんだ!」とまことに高圧的であった。権力を傘に着る人間はどこの世界にもいる。 つぎに“有志”中の左翼活動家から酔流亭批判のコピーが流された。それによれば酔流亭は「イスラエルのシャロンや小泉とまったく同様の見解」なのだそうだ。彼は「9・11を断固支持する」とか。 前と後ろから同時に矢が飛んできたようなものだ。権力をふりかざすだけの厚生課長氏とは議論にならないが、左翼活動家氏に対しては酔流亭も反論を二度にわたってコピーして差し上げた。返答は無かった。再反論できないのなら、せめて「シャロンや小泉と同様」呼ばわりした非礼くらいは撤回して謝罪したらどうかと思うのだけれど、それも無い。 そんなことを通じて、自分の周辺にいる“壮士”たちの内面の空虚さー論理的思考力の欠如と生命の尊厳に対する驚くべき不感症ーに酔流亭は向き合わざるを得ないことになった。まあ、それは以前からも感じていたことだが。 あれから3年。現状に対する「異議申し立て」を続けていきたい気持ちに変わりは無い。しかし、それはあの無内容な“壮士”たちとは違うやり方で続けていこうと思っている。
by suiryutei
| 2004-09-11 23:19
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