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■2004/09/08 (水) 09:27:49 選択のとき 1960年5月、新安保条約が衆院で強行採決された直後、故丸山真男は都内で開かれた集会で演説する。のちに『選択のとき』という題で知られることになる有名な演説である。 これまで安保条約については賛成反対いろいろな議論があった。しかし、国会であのように暴力的な形で強行採決されたことによって問題は質的に違う段階に入った。たとえ安保条約に賛成する人であっても、政府与党のあいうやり方を許してよいのか。それでは権力を持っている者はどんなことをしてもよいということになってしまう。こう丸山真男は訴えたのである。その後6月に入って安保反対の運動が大きな盛り上がりをみせたことはよく知られている。酔流亭は当時小学校にも上がらぬガキだったから自分の眼で見たわけではないけれど。 さて話は変わって2004年現在の日本プロ野球のこと。スト突入の可能性が高くなっているそうだ。 酔流亭はプロ野球をめったに観ないので、1リーグと2リーグどっちがよいかという話はよくわからない。しかしオーナー側との面談を求めた古田敦也選手会長に対して読売巨人の渡辺恒雄オーナーが「たかが選手の分際で無礼」云々と言い放ったことは聞いている。こういう無礼な暴言に対して選手たちはもっと怒っていいと思うし、ファンのみならず人々は選手たちの闘いを応援するべきだと思う。あんな言動を許せば、44年前の丸山の言葉ではないが「権力者は何をやってもいいということになってしまう」。 じつは酔流亭は近鉄バッファローズのファンである(しかしプロ野球はめったに観ないというのは本当だ。近鉄の試合がTV中継されることなど、まず無い)。だから、3年前、珍しくも日本シリーズに進出した近鉄をその打棒で打ち砕いた古田は憎っくき奴である。しかし選手会長としての彼はなかなか立派だと思う。 そんなわけで、古田がんばれ。3年前の日本シリーズの恨みは水に流して応援するぞ。
by suiryutei
| 2004-09-08 23:22
| スポーツ
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