新人事制度 大阪での報告①~③
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4月28日の夜、「4・28裁判」の勝利を祝うパーティに参加した。会場は[アジュール竹芝]。 会場の壁には「青天の霹靂」と筆で大書された紙が貼られていて、つい笑ってしまったが、しかしこれは実感でもある。所属していた労組(旧全逓)からも切り捨てられ、28年間の長きにわたったこの苦しい闘いが、原告の職場復帰(=完全勝利)という形で決着するとは、この日集った誰もが夢のような思いではなかったろうか。 ![]() 10数年ほど前、自分の職場で本部反対派の小さなグループの立ち上げに酔流亭も加わったとき、「4・28処分撤回」をグループとしての闘争課題のひとつにするかどうかで議論があった。この当たり前の主張が何故議論になったかというと、いくら筋は正しくても勝てっこない課題を掲げたってしょうがないじゃないかという意見も出されたからである。その意見はしりぞけられたが、しかしそういう話が出るくらい「勝てっこない」というのが職場での“常識”であった。そんな中で、原告たちはよくぞ頑張りぬいたと、改めて頭が下がる。 さて、この日、酔流亭にはもうひとつ嬉しいことがあった。会場で若い女性に声をかけられた。いや女性に声をかけられたから嬉しかったんじゃなくて、話はこの先。 どこかで見覚えのある人だと思ったが、すぐには思い出せない。「・・・の局で・・」。女性が言葉をつなぐ。思い出した。以前、酔流亭が暮らす地元の特定局で働いていた人である。利用者として郵便を出しに行くと窓口で親切に対応してくれたし、ハキハキした、感じの良い人だったので印象に残っている。姿を見なくなって、もう10年くらい経つだろうか。 このパーティで再会するとは! 現在は酔流亭が住む隣りのそのまた隣りの市の郵便局で働きながら『伝送便』誌の編集委員をやっているという。地元の局にいたときは組合運動の話など交わしたことは無かったけれど、窓口の他の職員とは違う雰囲気をたしかに持っていた。それにしても、人との縁というのは面白いし、仲間は案外、身近なところにいるんだな、と思う。 ![]() 闘いを支えてきた事務局の若い人が「『勝ったら一流ホテルで祝勝会をやろう』と言い合っていたのが実現した」と口にしたとき涙声になった。池田実さんを始め3人の原告の眼が潤む。酔流亭も、ちょっとジンときた。
by suiryutei
| 2007-04-30 10:53
| ニュース・評論
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Comments(4)
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4,28裁判の勝利おめでとうございます。といって、『伝送便』からしりえたこと以外に、この裁判の詳しい内容を知ってわけではないのですが、28年間!もの長期間に渡っての闘争は、お三方にとってさぞ大変だったであろし、支援してくれた方々の存在がどんなに心強かったことか、容易に想像できます。
実は、密かにブログ始めました。ネットのことはなーんにもわからない。皆さんに比べるとお恥ずかしいシロモノではありますが時間があったらお立ち寄りください。
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いい話を聞きました。
夢八さん、こんばんは。
ありがとうございます。夢八さんの[松翁]の記事もいい話・・・というか、羨ましい!
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