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■2004/10/24 (日) 22:27:14 大地震 昨日は「色川大吉を読む」の読書会があった。今回のテーマは丸山真男『日本の思想』である。色川大吉による丸山批判をどうとらえるか。 ・・・と書いて自分の思うところを今まとめようと思ったのだが、酔って帰宅したばかりで無理である。他日を期したい。 で、読書会のあと例によって居酒屋で懇親会。その飲んでいる最中にグラリときた。すこし間をおいて3度ほど揺れる。でも、そのときは、これがそれほどの大地震だとは思わなかった。西荻窪駅近くの沖縄料理の店に河岸を変えての二次会にも顔を出して、午後11時半過ぎに帰宅する。女房から聞き、TVの映像を視て初めて、新潟がただならぬ事態であることを知った。 今日は朝早くからの勤務であった。職場の休憩室に『週刊ヤングジャンプ』今週号があった。この日記でも何度か言及した漫画『国が燃える』(本宮ひろ志・作)の休載前最後の回が載っている。この漫画が休載を余儀なくされたのは、南京虐殺事件を取り上げたところ「真偽不明の写真を使った」とクレームをつけられたためである。その写真が本当に「真偽不明」であったとしても南京大虐殺が無かったことにはならないだろうに。 さて、その休載前の最後のページには作家・野上弥生子が昭和12年に書いた『一つのねぎごと』という文章が紹介されている。洪水や大地震や大火事や大噴火や暴風雨が起きようとも、戦争さえ起きなければと痛切に願った文章である。本宮ひろ志がこの文を引用しようとした時点では、もちろん昨日の地震は知らないし先週の台風23号による惨害もまだ知らなかったろう。不気味に予言的である。漫画家の直感、恐るべし。
by suiryutei
| 2004-10-24 22:30
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