新人事制度 大阪での報告①~③
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■2004/04/29 (木) 17:34:41 黄金週間初日 ゴールデンウイ-クが始まった。といっても酔流亭は期間中いつもと変わらぬ勤務パターンである。今日も深夜勤明けだった。 午前10時すこし前に職場から出ると、外は素晴らしい天気だ。こんな日にまっすぐ帰って家で寝るだけではつまらない。 神田に寄ってみた。古書店街は大半はシャッターが降りているけれども何軒かは店を開けている。とくに本を買うつもりはなかったのだが、この界隈は都内23区の中で酔流亭がもっとも好きなあたりである。この時季に歩くと東京都心って意外に緑が多いんだなということがわかる。 11時をまわったので山の上ホテルの新館に入った。ここの地下にある食堂は手頃な値段でランチが食べられる。この日は鮭のグリルとハンバーク。生ビールと赤ワインをグラスで一杯ずつ。すっかり足が遠のいてしまっていた。たまに来る客に向かって「お久しぶり」とは店の側からは言いにくいだろうから、こちらから「しばらくだったね」。まったく、2月から泊まり勤務明けでまた夕方から出勤というパターンが増えたものだから、帰りにちょっとランチというのが滅多にできなくなった。 明日4月30日は「荷風忌」。永井荷風の命日である。1959年のこの日、胃潰瘍で亡くなった。酔流亭は荷風という人をそんなに好きではない。若い頃は気障で嫌味ったらしいし、歳をとってからは吝嗇で偏屈な老人という感じがする。小説家のくせに女性を対等な人間として好きになったことは生涯なかったのではないか。 だが、ファシズムと戦争の時代にあって大勢に順応しなかった不羈の姿勢は見事だと思う。拙HPのタイトルを荷風の『断腸亭日乗』にあやかったのはそのためだ。
by suiryutei
| 2004-04-29 17:27
| 身辺雑記・自然
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