新人事制度 大阪での報告①~③
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■2004/04/26 (月) 17:10:51 旧友三回忌 一昨年急死した大学時代の同級生の命日が今月22日だったので、昨日の日曜日にお線香をあげに行った。船橋市の郊外にある彼の家はいま未亡人と一人娘が二人で守っている。昼時に伺ったので、未亡人の手料理を娘さんが給仕してくれた。いつ会っても仲の良い母娘である。 酔流亭に酒の飲み方を教えてくれ、日々の生活は愉しむものであることを教えてくれたのは彼であった。 我々の世代は学生の頃、酒を飲むことを議論をふっかける場のように考えていたところがある。酔流亭にも、その気味が無くは無かった。ところが、彼と飲むときは違うのである。あまり多くは語らずとも、盃を重ねていくだけで穏やかな時間が過ぎていくようだった。 といっても、彼はノンポリだったわけではない。2年生のとき授業料値上げ反対で1ヶ月のストライキを打ったことがあった。スト突入を決議した学生大会の後「こういう闘争ってのは愉しいもんだぜ」と、高校時代にすでに学園紛争の洗礼を受けていたらしい彼が語ったことが忘れられない。私たちは授業が行われなくなった教室に毎日通い、ビラを作ったり他クラスの連中とワイワイやっていた。勿論その後は大学近くの安い居酒屋で一杯やるのである。 そのストのあと半年ほどして酔流亭は中途退学することになるのだが、彼のほうは授業料や生活費はバイトで稼ぎながら6年間くらい在学していた。しかし結局卒業はせずに中退してしまう。何をやっても人並み以上に出来る男であり、卒業なんかその気があれば簡単だったろうが、「○大卒」なんていう肩書きを後生大事にするような価値観とは無縁だったと言うほか無い。 昨日集まった同級生は3人。とくに親しくしていた男が他に2人いる。一人は日本ボランティアセンター(JVC)のメンバーでタイに行っており、一人は熊本に住んでいる。タイは無理だが熊本と携帯がつながった。 「いまオレがオマエの代わりに線香を上げるから、そっちで手を合わせろ」「うん、わかった」 一昨年、熊本のその友人は葬儀には間に合わなかったけれども、連休に入るや、すぐ飛行機で飛んできたものだ。 去年の一回忌は命日より早目に行われたし春の歩みは今年より遅かったから、まだ桜がわずかに散り残り、家の庭には菜の花が満開だった。 今年は桜はとっくに終わり、菜の花は種が散ると後が大変ということで刈り取ったばかりとのこと。 菜の花も桜も散って三回忌
by suiryutei
| 2004-04-26 17:30
| 身辺雑記・自然
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